脂肪酸の体内代謝に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。…
午前の部 第83問
脂肪酸の体内代謝に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
- (1)アラキドン酸は、αリノレン酸から生成される。
- (2)オレイン酸は、必須脂肪酸である。
- (3)ドコサヘキサエン酸は、炭素数20の脂肪酸である。
- (4)リノール酸は、飽和脂肪酸から生成される。
- (5)エイコサノイドには、血小板凝集を阻害するものがある。
正答 (5)
正答は (5)。正しいのはこれです。
エイコサノイドは、アラキドン酸やEPAなど炭素数20の多価不飽和脂肪酸からつくられる生理活性物質(プロスタグランジン、トロンボキサン、ロイコトリエンなど)です。血管内皮でつくられるプロスタグランジンI₂(プロスタサイクリン)は、血小板の凝集を抑えます。一方、血小板でつくられるトロンボキサンA₂は凝集を促します。
【ほかの選択肢】
(1) アラキドン酸 n-6系で、リノール酸からつくられる。α-リノレン酸(n-3系)からはEPA・DHAがつくられる 誤り
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(2) オレイン酸 体内で合成できる一価不飽和脂肪酸(n-9系)で、必須脂肪酸ではない 誤り
(3) ドコサヘキサエン酸(DHA) 炭素数22、二重結合6個(22:6)。炭素数20はエイコサペンタエン酸(EPA) 誤り
(4) リノール酸 ヒトはn-6系の位置に二重結合を入れられないので、飽和脂肪酸からつくれない。食事からとる必要がある必須脂肪酸 誤り
出典:第26回 管理栄養士国家試験 問83(厚生労働省 公表)出典元ページ
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