保健対策に必要な根拠(エビデンス)の構築・活用に関する記述である。誤っているのはどれか。1つ選べ。…
午前の部 第7問
保健対策に必要な根拠(エビデンス)の構築・活用に関する記述である。誤っているのはどれか。1つ選べ。
- (1)介入研究では、介入群・対照群の割付を行う。
- (2)エビデンスの質は、コホート研究より横断研究の方が高い。
- (3)関連文献を収集する際は、偏りを小さくする。
- (4)メタアナリシスでは、複数の研究データを数量的に合成する。
- (5)保健対策の優先順位を決める際には、疾病負担の大きさを考慮する。
正答 (2)
正答は (2)。これが誤りです。エビデンスの質は横断研究よりコホート研究の方が高いとされます。
横断研究は曝露と結果を同じ時点で調べるため、どちらが先に起きたか(時間的な前後関係)がわからず、因果関係の根拠としては弱くなります。コホート研究は曝露を先に調べて追跡するので、横断研究より質が高いとされます。
【ほかの選択肢】
(1) 介入研究では介入群・対照群の割付を行う 介入の効果を比べるための基本 正しい
(3) 文献の収集では偏りを小さくする 都合のよい研究だけを集めない(出版バイアスなどに注意) 正しい
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(4) メタアナリシスは複数の研究を数量的に合成する 定義どおり 正しい
(5) 優先順位では疾病負担の大きさを考慮する 患者数や損失の大きい課題を優先して検討する 正しい
【エビデンスの質の目安(高い順)】
システマティック・レビュー/メタアナリシス
→ ランダム化比較試験 → 非ランダム化比較試験
→ コホート研究 → 症例対照研究 → 横断研究
→ 症例報告 → 専門家の意見
出典:第29回 管理栄養士国家試験 問7(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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