がん患者に関する記述である。誤っているのはどれか。1つ選べ。…
午後の部 第145問
がん患者に関する記述である。誤っているのはどれか。1つ選べ。
- (1)緩和ケアは、がん診断初期から始まる。
- (2)食道癌根治術後患者では、誤嚥の危険性が高まる。
- (3)大腸癌術後のストマ(人工肛門)は、空腸に造設する。
- (4)血清αフェトプロテイン(AFP)は、肝細胞癌の腫瘍マーカーとなる。
- (5)がん悪液質では、除脂肪量が減少する。
正答 (3)
正答は (3)。これが誤りです。大腸癌の術後のストマは、空腸ではなく結腸(または回腸)につくります。
直腸癌などで肛門を残せない場合は、S状結腸などに永久的なストマ(コロストミー)をつくります。一時的に回腸にストマ(イレオストミー)をつくることもあります。空腸は小腸の上部で、そこにストマをつくると消化吸収に大きな影響が出るため行いません。
【ほかの選択肢】
(1) 緩和ケアはがん診断初期から がん対策推進基本計画でも、がんと診断されたときからの緩和ケアが掲げられている 正しい
(2) 食道癌根治術後は誤嚥の危険が高まる 反回神経の麻痺や、食道の再建による飲み込みの変化で、誤嚥しやすくなる 正しい
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(4) AFPは肝細胞癌の腫瘍マーカー AFP(α-フェトプロテイン)やPIVKA-Ⅱが肝細胞癌の腫瘍マーカー 正しい
(5) がん悪液質では除脂肪量が減少 炎症性サイトカインなどの影響で、筋肉を中心に除脂肪量が減る 正しい
出典:第29回 管理栄養士国家試験 問145(厚生労働省 公表)出典元ページ
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