妊娠前および妊娠中の管理に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。…
午後の部 第148問
妊娠前および妊娠中の管理に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
- (1)妊娠の可能性がある時期では、葉酸のサプリメントは使用しない。
- (2)妊娠糖尿病の発症率は、肥満者では低くなる。
- (3)糖尿病合併妊娠例の治療には、インスリン療法は禁忌である。
- (4)1日尿量500 mLの妊娠高血圧症候群患者の水分摂取は、前日尿量を考慮する。
- (5)妊娠性貧血では、ビタミンAを補給する。
正答 (4)
正答は (4)。尿量が少ない妊娠高血圧症候群では、水分の量は前日の尿量をもとに決めます。
出題時点の日本産科婦人科学会の生活指導・栄養指導の指針(1998年)では、水分は1日尿量が500 mL以下や肺水腫のときには、前日の尿量に500 mL程度を加えた量に制限し、それ以外は制限しないとされていました。
【ほかの選択肢】
(1) 妊娠の可能性がある時期は葉酸のサプリメントを使わない 神経管閉鎖障害の予防のため、妊娠を計画している女性や妊娠の可能性がある女性には、食事に加えてサプリメントなどから葉酸1日400 μgをとることが勧められている 誤り
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(2) 妊娠糖尿病の発症率は肥満者で低い 肥満は妊娠糖尿病の発症の危険を高める 誤り
(3) 糖尿病合併妊娠にインスリン療法は禁忌 血糖の管理にはインスリン療法が基本で、胎児への影響が心配される経口血糖降下薬は原則として使わない 誤り
(5) 妊娠性貧血ではビタミンAを補給 妊娠性貧血の多くは鉄欠乏性貧血で、鉄を補う。妊娠初期のビタミンAの過剰摂取は胎児の奇形の危険があるので注意する 誤り
出典:第29回 管理栄養士国家試験 問148(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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