食品が医薬品に及ぼす影響に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。…
午後の部 第120問
食品が医薬品に及ぼす影響に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
- (1)クロレラは、ワルファリンの効果を減弱する。
- (2)納豆は、HMG CoA還元酵素阻害薬(スタチン)の効果を増強する。
- (3)グレープフルーツは、カルシウム拮抗薬の効果を減弱する。
- (4)牛乳は、ビスホスホネート薬の効果を増強する。
- (5)セント・ジョーンズ・ワートは、スルホニル尿素(SU)薬の効果を増強する。
正答 (1)
正答は (1)。クロレラは、ワルファリンの効果を弱めます。
ワルファリンは、ビタミンKの働きを妨げて血液を固まりにくくする薬です。クロレラはビタミンKを多く含むので、ワルファリンの効果を弱めます。納豆(納豆菌が腸内でビタミンKを作る)、青汁も同じ理由で避けます。
【ほかの選択肢】
(2) 納豆はスタチンの効果を増強する 納豆が効果を弱めるのはワルファリン。スタチンとの間でよく知られた相互作用はない 誤り
(3) グレープフルーツはカルシウム拮抗薬の効果を減弱する グレープフルーツの成分が小腸の薬物代謝酵素(CYP3A4)を阻害し、薬の血中濃度が上がって効果は強まる 誤り
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(4) 牛乳はビスホスホネート薬の効果を増強する 牛乳のカルシウムが薬と結合して吸収を妨げ、効果は弱まる。ビスホスホネート薬は起床時に水だけで飲む 誤り
(5) セント・ジョーンズ・ワートはSU薬の効果を増強する セント・ジョーンズ・ワートは薬物代謝酵素を増やす(誘導する)ので、多くの薬の効果を弱める 誤り
出典:第30回 管理栄養士国家試験 問120(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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