消化管手術と合併症の組合せである。正しいのはどれか。 2つ選べ。…
午後の部 第136問
消化管手術と合併症の組合せである。正しいのはどれか。 2つ選べ。
- (1)胃切除乳酸アシドーシス
- (2)十二指腸切除葉酸欠乏
- (3)小腸広範囲切除下痢
- (4)回腸切除ビタミンB 12欠乏
- (5)回盲部切除ビタミンC欠乏
正答 (3)(4)
正答は (3)と(4)。
(3) 小腸を広い範囲で切除すると、栄養素や水分を吸収する面積が足りなくなり、下痢や吸収不良を起こします(短腸症候群)。
(4) ビタミンB₁₂は、内因子と結合して回腸の末端で吸収されます。回腸を切除するとビタミンB₁₂が吸収できず、欠乏して巨赤芽球性貧血を起こします。胆汁酸の再吸収も落ちます。
【ほかの選択肢】
(1) 胃切除 乳酸アシドーシス 胃切除後に起こりやすいのは、ダンピング症候群、鉄欠乏性貧血、ビタミンB₁₂欠乏(全摘後)、骨の障害など 誤り
(2) 十二指腸切除 葉酸欠乏 十二指腸は鉄やカルシウムの主な吸収部位なので、問題になりやすいのはそれらの吸収障害 誤り
(5) 回盲部切除 ビタミンC欠乏 回盲部(回腸末端を含む)の切除で問題になるのは、ビタミンB₁₂の欠乏や下痢 誤り
出典:第30回 管理栄養士国家試験 問136(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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