内分泌疾患の病態と栄養管理に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。…
午後の部 第136問
内分泌疾患の病態と栄養管理に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
- (1)クッシング症候群では、インスリン感受性が亢進する。
- (2)クッシング症候群では、カリウム制限食とする。
- (3)バセドウ病では、基礎代謝が亢進する。
- (4)バセドウ病では、たんぱく質制限食とする。
- (5)橋本病では、血清総コレステロール値が低下する。
正答 (3)
正答は (3)。正しいのはこれです。
バセドウ病では甲状腺ホルモンが過剰になり、全身の代謝が高まるので、基礎代謝が亢進します。体重減少、頻脈、発汗、手のふるえなどがみられます。消費が増える分、エネルギー・たんぱく質・ビタミン・ミネラル・水分を十分に摂ります。
【ほかの選択肢】
(1) クッシング症候群では、過剰なコルチゾールがインスリンの働きを妨げ、インスリン感受性は低下する(高血糖になりやすい) 誤り
(2) クッシング症候群では、コルチゾールのミネラルコルチコイド作用で低カリウム血症になりやすい。カリウムは制限しない 誤り
解説の続きをみる続きを閉じる
(4) バセドウ病では、代謝の亢進で体たんぱく質の分解も進むので、たんぱく質は十分に摂る。制限はしない 誤り
(5) 橋本病(慢性甲状腺炎)で甲状腺機能が低下すると、LDLの分解が遅れて、血清総コレステロール値は上昇する 誤り
【甲状腺機能の亢進と低下】
亢進(バセドウ病) 代謝↑、体重減少、頻脈、発汗、コレステロール↓
低下(橋本病など) 代謝↓、体重増加、徐脈、寒がり、むくみ、コレステロール↑
橋本病では、ヨウ素を多く含むこんぶなどを摂りすぎないように注意します。
出典:第32回 管理栄養士国家試験 問136(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
「午後の部」のほかの問題
- 2014年(平成26年) 第144問重症感染症における栄養状態に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
- 2015年(平成27年) 第123問身体計測値とそれにより推定される指標の組合せである。正しいのはどれか。1つ選べ。
- 2015年(平成27年) 第188問給食施設における作業動線の計画に関する記述である。誤っているのはどれか。1つ選べ。
- 2016年(平成28年) 第168問事業所給食におけるマーケティング・ミックスの4 Pとその内容の組合せである。正しいのはど
- 2026年(令和8年) 第166問クックサーブ方式の保育所で、新メニューとして蒸し鶏とゆでもやしの和え物を提供することにな
- 2012年(平成24年) 第170問特定健康診査・特定保健指導に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
スポンサーリンク

