糖質・脂質代謝に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。…
午前の部 第21問
糖質・脂質代謝に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
- (1)腎臓は、糖新生を行わない。
- (2)筋肉は、糖新生を行う。
- (3)インスリンは、肝細胞のグルコース輸送体(GLUT 2)に作用する。
- (4)ホルモン感受性リパーゼの活性は、インスリンによって抑制される。
- (5)過剰なアルコール摂取により、血清トリグリセリド値は低下する。
正答 (4)
正答は (4)。正しいのはこれです。
ホルモン感受性リパーゼは、脂肪組織に蓄えられたトリグリセリドを分解して脂肪酸とグリセロールを放出する酵素です。食後に分泌が増えるインスリンはこの酵素の働きを抑え、空腹時に増えるグルカゴンやアドレナリンは働きを高めます。
【ほかの選択肢】
(1) 腎臓も糖新生を行う。飢餓が続くと、腎臓の糖新生の割合が大きくなる 誤り
(2) 筋肉にはグルコース-6-ホスファターゼがないので、グルコースをつくって血中に出す糖新生はできない 誤り
(3) インスリンで細胞膜へ移動して取込みが増えるのは、筋肉や脂肪組織のGLUT4。肝臓のGLUT2はインスリンに依存しない 誤り
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(5) 過剰なアルコール摂取は、肝臓での脂肪酸・トリグリセリドの合成を高め、血清トリグリセリド値を上昇させる 誤り
【食後と空腹時】
食後(インスリン優位) グリコーゲン合成、脂肪合成が進み、脂肪分解は抑えられる
空腹時(グルカゴン・アドレナリン優位) グリコーゲン分解、糖新生、脂肪分解が進む
出典:第32回 管理栄養士国家試験 問21(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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