腎と尿路系の構造と機能に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。…
午前の部 第30問
腎と尿路系の構造と機能に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
- (1)尿細管は、糸球体とボーマン嚢で構成される。
- (2)原尿中のグルコースは、50%以上が尿中へ排泄される。
- (3)ナトリウムの再吸収は、アルドステロンにより低下する。
- (4)レニンの分泌は、循環血液量が低下すると亢進する。
- (5)腎不全が進行すると、代謝性アルカローシスになる。
正答 (4)
正答は (4)。正しいのはこれです。
循環血液量が減って腎臓への血流が落ちると、傍糸球体細胞からレニンの分泌が増えます。レニンはレニン・アンジオテンシン・アルドステロン系を動かし、血管を収縮させ、ナトリウムと水の再吸収を増やして、血圧と循環血液量を保ちます。
【ほかの選択肢】
(1) 糸球体とボーマン嚢でできているのは腎小体(マルピーギ小体)。腎小体と尿細管を合わせてネフロンという 誤り
(2) 原尿中のグルコースは、健常者では近位尿細管でほぼすべて再吸収され、尿にはほとんど出ない 誤り
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(3) アルドステロンは、遠位尿細管・集合管でナトリウムの再吸収を促進する(カリウムの排泄は増える) 誤り
(5) 腎不全が進むと、酸(水素イオン)を排泄できなくなり、代謝性アシドーシスになる 誤り
【水・電解質を調節するホルモン】
アルドステロン Na⁺の再吸収↑、K⁺の排泄↑
バソプレシン(抗利尿ホルモン) 集合管で水の再吸収↑
心房性ナトリウム利尿ペプチド Na⁺の排泄↑、血圧↓
出典:第32回 管理栄養士国家試験 問30(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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