血液中のカルシウム濃度の変化とその応答に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。…
午前の部 第80問
血液中のカルシウム濃度の変化とその応答に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
- (1)カルシウム濃度が低下すると、カルシトニンの分泌が高まる。
- (2)カルシウム濃度が低下すると、活性型ビタミンDの産生が高まる。
- (3)カルシウム濃度が低下すると、腎臓におけるカルシウムの再吸収が抑制される。
- (4)カルシウム濃度が上昇すると、副甲状腺ホルモン(PTH)の分泌が促進される。
- (5)カルシウム濃度が上昇すると、骨吸収が促進される。
正答 (2)
正答は (2)。正しいのはこれです。
血中カルシウム濃度が下がると、副甲状腺ホルモン(PTH)の分泌が増えます。PTHは腎臓で活性型ビタミンD(1α,25-ジヒドロキシビタミンD)の産生を高め、腸からのカルシウムの吸収を増やします。同時に、骨吸収を促し、腎臓でのカルシウムの再吸収も増やして、血中濃度を元に戻します。
【ほかの選択肢】
(1) カルシトニンは、カルシウム濃度が上昇したときに甲状腺から分泌され、骨吸収を抑えて濃度を下げる 誤り
(3) カルシウム濃度が低下すると、PTHの働きで腎臓でのカルシウムの再吸収は促進される 誤り
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(4) カルシウム濃度が上昇すると、PTHの分泌は抑えられる 誤り
(5) カルシウム濃度が上昇すると、カルシトニンが増え、PTHが減るので、骨吸収は抑えられる 誤り
【血中カルシウムの調節】
低下したとき PTH↑ → 骨吸収↑、腎での再吸収↑、活性型ビタミンD↑(腸での吸収↑)
上昇したとき カルシトニン↑、PTH↓ → 骨吸収↓
出典:第32回 管理栄養士国家試験 問80(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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