母乳に含まれる成分の濃度に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。…
午前の部 第88問
母乳に含まれる成分の濃度に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
- (1)ラクトフェリンは、初乳より成乳(成熟乳)の方が高い。
- (2)脂肪は、成乳(成熟乳)より初乳の方が高い。
- (3)たんぱく質は、牛乳より人乳の方が高い。
- (4)多価不飽和脂肪酸は、牛乳より人乳の方が高い。
- (5)カルシウムは、牛乳より人乳の方が高い。
正答 (4)
正答は (4)。多価不飽和脂肪酸は、牛乳より人乳の方が多く含まれます。
人乳の脂肪にはリノール酸、α-リノレン酸、DHAなどの多価不飽和脂肪酸が牛乳より多く含まれ、乳児の脳や網膜の発達に役立ちます。牛乳の脂肪は飽和脂肪酸の割合が高くなっています。
【ほかの選択肢】
(1) ラクトフェリンは初乳より成乳の方が高い ラクトフェリンや分泌型IgAなどの感染防御成分は、初乳に多い 誤り
(2) 脂肪は成乳より初乳の方が高い 脂肪と乳糖は成乳の方が多い。初乳はたんぱく質やミネラルが多い 誤り
(3) たんぱく質は牛乳より人乳の方が高い 人乳のたんぱく質は牛乳の約3分の1と少ない 誤り
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(5) カルシウムは牛乳より人乳の方が高い 人乳のカルシウムは牛乳より少ない(吸収率は人乳の方がよい) 誤り
【人乳と牛乳の比較】
人乳に多い:乳糖、多価不飽和脂肪酸、ラクトフェリン(初乳)
牛乳に多い:たんぱく質(とくにカゼイン)、カルシウム、リン、ナトリウム
出典:第40回 管理栄養士国家試験 問88(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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