生体エネルギーと代謝に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。…
午前の部 第20問
生体エネルギーと代謝に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
- (1)AMPは、高エネルギーリン酸化合物である。
- (2)ATP合成酵素は、ミトコンドリア外膜に存在する。
- (3)ATP合成酵素は、細胞内外のCa²⁺濃度勾配により駆動される。
- (4)電子伝達系では、二酸化炭素が産生される。
- (5)脱共役たんぱく質(UCP)は、ミトコンドリア内膜に存在する。
正答 (5)
正答は (5)。脱共役たんぱく質(UCP)は、ミトコンドリア内膜にあります。
UCPは内膜にあって、電子伝達系で膜間腔にくみ出されたH⁺を、ATP合成酵素を通さずにマトリックスへ戻します。そのためATPはつくられず、エネルギーが熱として放出されます。褐色脂肪組織のUCP1が熱産生の代表です。
【ほかの選択肢】
(1) AMPは高エネルギーリン酸化合物 高エネルギーリン酸結合を持つのはATPやADP、クレアチンリン酸など。AMPは持たない 誤り
(2) ATP合成酵素は外膜にある 内膜にある 誤り
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(3) Ca²⁺の濃度勾配で駆動される 内膜をはさんだH⁺(プロトン)の濃度勾配で駆動される 誤り
(4) 電子伝達系で二酸化炭素が産生される 電子伝達系で生じるのは水。二酸化炭素はクエン酸回路などの脱炭酸反応で生じる 誤り
出典:第40回 管理栄養士国家試験 問20(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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