貸金業者向けの総合的な監督指針における反社会的勢力による被害の防止について、監督当局が貸金業者を監督するに当たって留意す…

法及び関係法令に関すること 問題3

貸金業者向けの総合的な監督指針における反社会的勢力による被害の防止について、監督当局が貸金業者を監督するに当たって留意することとされている事項に関する次のa~dの記述のうち、その内容が適切なものの個数を①~④の中から1つだけ選び、解答欄にその番号をマークしなさい。a 反社会的勢力との関係を遮断するための対応を総括する部署(以下、本問において「反社会的勢力対応部署」という。)を整備し、反社会的勢力による被害を防止するための一元的な管理態勢が構築され、機能しているか。一元的な管理態勢の構築に当たっては、反社会的勢力対応部署において反社会的勢力に関する情報を積極的に収集・分析するとともに、当該情報を一元的に管理したデータベースを構築し、適切に更新(情報の追加、削除、変更等)する体制となっているか。b 反社会的勢力との取引を未然に防止するため、反社会的勢力に関する情報等を活用した適切な事前審査を実施するとともに、契約書や取引約款への暴力団排除条項の導入を徹底するなど、反社会的勢力が取引先となることを防止しているか。c 反社会的勢力との取引が判明した場合、直ちに取引を解消することは、貸金業者が回収不能による経済的損失を被り、当該回収不能の結果として反社会的勢力が利益を得ることとなるほか、役職員の安全が脅かされる等不測の事態が危惧されるため、弁済が滞る又は不当な要求行為等があるまで、契約解消は行わないこととしているか。d 反社会的勢力からの不当要求に対しては、あらゆる民事上の法的対抗手段を講ずるとともに、積極的に被害届を提出するなど、刑事事件化も躊躇しない対応を行うこととしているか。

正答 ③
正答は (3)。適切なのは a・b・d の3個です。監督指針は、反社会的勢力との取引が判明したら関係の解消を進めることを求めているので、c が適切でありません。 【各記述】 a 適切。反社会的勢力対応部署による一元的な管理態勢と、情報を一元管理するデータベースの構築・更新を着眼点としています。 b 適切。情報を活用した事前審査と、契約書や取引約款への暴力団排除条項の導入の徹底を求めています。 c 不適切。監督指針は、外部専門機関と連携して取引の解消を推進し、可能な限り回収を図るなど利益供与にならないよう配意しているかを見るとしています。弁済が滞るまで解消しないという扱いではありません。
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d 適切。不当要求には民事上の法的対抗手段を講じ、被害届の提出など刑事事件化も躊躇しない対応を求めています。 【覚え方】 反社会的勢力への対応は「事前審査で入口を断ち、判明したら解消へ」です。

出典:第18回 貸金業務取扱主任者資格試験 問題3(日本貸金業協会 公表)出典元ページ

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