保証に関する次の①~④の記述のうち、民法上、その内容が適切なものを1つだけ選び、解答欄にその番号をマークしなさい。…
貸付け及び貸付けに付随する取引に関する法令及び実務に関すること 問題32
保証に関する次の①~④の記述のうち、民法上、その内容が適切なものを1つだけ選び、解答欄にその番号をマークしなさい。
- ①保証契約は、債権者と保証人となろうとする者との間において、保証契約を締結する旨の口頭の合意がなされることによって成立するが、連帯保証契約については、債権者と連帯保証人となろうとする者の間で、書面又は電磁的記録によって締結されなければ、その効力を生じない。
- ②連帯保証において、主たる債務の目的又は態様が連帯保証契約の締結後に加重されたときは、連帯保証人の負担も加重される。
- ③数人の保証人がある場合、各保証人は、別段の意思表示がある場合を除き、それぞれ平等の割合をもって分割された額についてのみ保証債務を負担するが、連帯保証人には、この分別の利益が認められず、各連帯保証人は、それぞれ全額について保証債務を負担する。
- ④連帯保証において、債権者が、主たる債務者に債務の履行を請求することなく、連帯保証人に保証債務の履行を請求した場合、連帯保証人は、主たる債務者が破産手続開始の決定を受けたとき、又はその行方が知れないときを除いて、債権者に対し、まず主たる債務者に催告すべき旨を請求することができる。
正答 ③
正答は (3)。連帯保証人には分別の利益がなく、各自が全額について保証債務を負います。
保証人が数人いるとき、普通の保証人は平等の割合で分割された額だけを負担します(民法456条)。連帯保証人にはこの分別の利益がありません。
【ほかの選択肢】
(1) 保証契約は、連帯かどうかにかかわらず、書面(又は電磁的記録)でしなければ効力を生じない(446条2項・3項)ので 誤り
(2) 保証契約の後に主たる債務の目的・態様が加重されても、保証人の負担は加重されない(448条2項)ので 誤り
(4) 連帯保証人には催告の抗弁権がない(454条)ので 誤り
【覚え方】
連帯保証人にないもの3つ:催告の抗弁、検索の抗弁、分別の利益。
出典:第19回 貸金業務取扱主任者資格試験 問題32(日本貸金業協会 公表)出典元ページ
最終更新日
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