マンションの外壁の断熱性能等に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。…
建物・設備・修繕 第39問
マンションの外壁の断熱性能等に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
- (1)熱伝導とは、壁の内部で一方の表面から他の表面へ、材料中を熱が移動することをいう。
- (2)熱伝達とは、空気から壁の表面へ、又は壁の表面から空気へ熱が伝わることである。
- (3)外壁に使用する断熱材の厚さと熱伝導率が同じであれば、外断熱か内断熱かにかかわらず、外壁の熱貫流率は等しくなる。
- (4)外壁の室内側に生じる表面結露は、防湿層を設けることにより防ぐことができる。
正答 (4)
正答は (4)。
【(1) 適切】
熱伝導は、壁などの固体の内部で、温度の高い側から低い側へ材料中を熱が移動することをいいます。適切な記述です。
【(2) 適切】
熱伝達は、空気と壁の表面との間で熱が伝わることをいいます。適切な記述です。
【(3) 適切】
外壁の熱貫流率は、壁を構成する各層の熱抵抗の合計(と表面の熱伝達抵抗)で決まり、層の並び順には左右されません。断熱材の厚さと熱伝導率が同じであれば、外断熱でも内断熱でも熱貫流率は等しくなります。両者の違いは、躯体の温度や結露の生じやすさ、熱容量の生かし方などに現れます。適切な記述です。
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【(4) 適切でない。これが正答】
防湿層は、室内の水蒸気が壁の内部に入り込むのを防ぐもので、壁の内部で生じる内部結露の防止に有効です。室内側の壁の表面に生じる表面結露を防ぐには、断熱を強化して壁の表面温度を下げないようにすることや、換気によって室内の湿度を下げることが有効です。防湿層で表面結露を防ぐことができるとする本肢は適切ではありません。
出典:令和6年度 マンション管理士試験問題 問39(公益財団法人 マンション管理センター 公表)出典元ページ
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