次の記述は、電界の強さがE 〔V/m〕の均一な電界中の電子D の運動について述べたものである。[ ]内に入れるべき字句…
無線工学の基礎 無線工学の基礎 A-1
次の記述は、電界の強さがE 〔V/m〕の均一な電界中の電子D の運動について述べたものである。[ ]内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。ただし、図に示すようにD は、電界の方向との角度θ がπ/6 〔rad〕、初速度がV0 〔m/s〕で原点O から電界中に放出されるものとし、D はこの電界からのみ力を受けるものとする。また、D の電荷の大きさ及び質量をe 〔C〕及びm 〔kg〕とし、D がO から放出されてからの時間をt 〔s〕とする。(1) D は、x 方向には力を受けないので、x 方向の速さは、Vx = V0/2 〔m/s〕の等速度である。(2) D は、y 方向には減速する力を受けるので、y 方向の速さは、Vy = (√3V0)/2 − [A] t 〔m/s〕に従って変化する。(3) Vy = 0〔m/s〕のときy が最大となり、その値ym は、ym =[B]〔m〕である。(4) また、そのときのx をxm とすると、その値xm は、xm =[C]〔m〕である。
正答 (3)
正答は (3)。y方向の加速度の大きさはeE/mで、ym=3mV02/8eE、xm=√3mV02/4eEです。
電子は負電荷なので、電界の向き(+y)と逆向きに大きさeEの力を受けます。y方向の減速度は a=eE/m です。初速度の成分は、θ=π/6 を電界(y軸)から測るので
Vx=V0sin(π/6)=V0/2、Vy0=V0cos(π/6)=√3V0/2
Vy=√3V0/2 -(eE/m)t → A=eE/m
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Vy=0 になる時刻は tm=(√3V0/2)×m/eE=√3mV0/2eE
ym=Vy02/2a=(3V02/4)÷(2eE/m)=3mV02/8eE → B
xm=Vxtm=(V0/2)×√3mV0/2eE=√3mV02/4eE → C
【ほかの選択肢】
(1)(2) Aの meE は単位が加速度になりません
(4)(5) xm の √3 が抜けています。(5) は ym の分母の2も抜けています
【見分け方】
斜方投射と同じ形です。重力加速度gの代わりにeE/mを使います。
出典:2026年(令和8年)1月期 第一級陸上無線技術士 無線工学の基礎 A-1(公益財団法人日本無線協会 公表)出典元ページ
最終更新日
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