次の記述は、図に示す抵抗R〔Ω〕と自己インダクタンスL〔H〕を直列に接続した回路の過渡現象について述べたものである。[ …
無線工学の基礎 無線工学の基礎 B-2 エ
次の記述は、図に示す抵抗R〔Ω〕と自己インダクタンスL〔H〕を直列に接続した回路の過渡現象について述べたものである。[ ] 内に入れるべき字句を下の番号から選べ。なお、同じ記号の[ ] 内には、同じ字句が入るものとする。また、時間をt〔s〕とし、自然対数の底をeとする。(1) SWを断(OFF)から接(ON)にした瞬間(t = 0〔s〕)に回路に流れる電流iは、[ア]〔A〕である。(2) SWを接(ON)にしてから十分長い時間が経過したとき(t = ∞〔s〕)のiは、[イ]〔A〕である。(3) t〔s〕後のiは、[イ] × [ウ]〔A〕である。(4) t = L/R〔s〕のときのiは、[イ] × [エ]〔A〕である。(5) L/R〔s〕を[オ]という。[エ]に入れるべき字句はどれか。
- (1)1/e
- (2)V/R
- (3)(1 − e^(−Rt/L))
- (4)(1 − 1/e)
- (5)位相定数
- (6)0
- (7)V/(2R)
- (8)e^(Lt/R)
- (9)e^(−Rt/L)
- (10)時定数
正答 (4)
正答は (4)。t=L/R を i=(V/R)(1-e^(-Rt/L))に入れると、指数が -1 になり(1-1/e)です。
Rt/L=R×(L/R)/L=1
i=(V/R)×(1-e^(-1))=(V/R)×(1-1/e)
1-1/e≒1-0.368=0.632 なので、定常値の約63%に達します。
【紛らわしい語】
(1) 1/e 電流が減っていく場合に、t=L/R で初めの値の約37%になるときの値です
【見分け方】
時定数がたったとき、増える過渡現象は約63%、減る過渡現象は約37%です。
出典:2026年(令和8年)7月期 第一級陸上無線技術士 無線工学の基礎 B-2 エ(公益財団法人日本無線協会 公表)出典元ページ
最終更新日
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