次の記述は、空中線電力等の定義について述べたものである。電波法施行規則(第2条)の規定に照らし、[ ]内に入れるべき最…
法規 法規 A-8
次の記述は、空中線電力等の定義について述べたものである。電波法施行規則(第2条)の規定に照らし、[ ]内に入れるべき最も適切な字句の組合せを下の1から4までのうちから一つ選べ。なお、同じ記号の[ ]内には、同じ字句が入るものとする。① 「尖頭電力」とは、通常の動作状態において、変調包絡線の最高尖頭における無線周波数1サイクルの間に送信機から空中線系の給電線に供給される[A]をいう。② 「平均電力」とは、通常の動作中の送信機から空中線系の給電線に供給される電力であって、変調において用いられる最低周波数の周期に比較してじゅうぶん長い時間(通常、平均の電力が最大である約10分の1秒間)にわたって平均されたものをいう。③ 「搬送波電力」とは、[B]における無線周波数1サイクルの間に送信機から空中線系の給電線に供給される[A]をいう。ただし、この定義は、パルス変調の発射には適用しない。④ 「実効輻射電力」とは、空中線に供給される電力に、与えられた方向における空中線の[C]を乗じたものをいう。
- (1)A: 平均の電力 B: 変調のない状態 C: 相対利得
- (2)A: 平均の電力 B: 通常の動作状態 C: 絶対利得
- (3)A: 最大の電力 B: 変調のない状態 C: 絶対利得
- (4)A: 最大の電力 B: 通常の動作状態 C: 相対利得
正答 (1)
正答は (1)。尖頭電力と搬送波電力は「平均の電力」、搬送波電力は「変調のない状態」、実効輻射電力は「相対利得」を乗じます。
電波法施行規則第2条第1項第69号は、尖頭電力を変調包絡線の最高尖頭における無線周波数1サイクルの間に供給される「平均の電力」と定めます。第71号の搬送波電力は「変調のない状態」における無線周波数1サイクルの間の平均の電力です。第78号の実効輻射電力は、空中線に供給される電力に、与えられた方向における空中線の「相対利得」を乗じたものです。
【ほかの選択肢】
(3) (4) A「最大の電力」は誤りで、1サイクルの間の平均の電力です
解説の続きをみる続きを閉じる
(2) (4) B「通常の動作状態」は尖頭電力の言い方で、搬送波電力は変調のない状態です
(2) (3) C「絶対利得」を乗じるのは等価等方輻射電力(第78号の2)です
【見分け方】
実効輻射電力は半波長ダイポールを基準にした相対利得、等価等方輻射電力は等方性空中線を基準にした絶対利得です。
出典:2026年(令和8年)7月期 第二級陸上無線技術士 法規 A-8(公益財団法人日本無線協会 公表)出典元ページ
最終更新日
「法規」のほかの問題
- 2026年(令和8年)1月期 法規 A-1次の記述は、無線局(包括免許に係るものを除く。)の免許が効力を失ったときに執るべき措置等
- 2026年(令和8年)1月期 法規 A-6次の記述は、無線通信を妨害した者に対する罰則について述べたものである。電波法(第108条
- 2026年(令和8年)1月期 法規 A-11次の記述は、無線従事者の免許証の再交付等について述べたものである。無線従事者規則(第50
- 2026年(令和8年)1月期 法規 B-1 ア陸上移動業務の無線局の予備免許を受けた者が行う工事設計の変更等に関する次の記述のうち、電
- 2026年(令和8年)1月期 法規 B-3 ア無線局(アマチュア無線局を除く。)の主任無線従事者に関する次の記述のうち、電波法(第39
- 2026年(令和8年)1月期 法規 B-4 ア次の記述は、非常時運用人による無線局の運用について述べたものである。電波法(第70条の7
スポンサーリンク

