次の記述は、図1に示す回路を用いて自己インダクタンスLX〔H〕のコイルの分布容量CX〔F〕を測定する原理的な方法について…
無線工学の基礎 無線工学の基礎 B-5 ウ
次の記述は、図1に示す回路を用いて自己インダクタンスLX〔H〕のコイルの分布容量CX〔F〕を測定する原理的な方法について述べたものである。[ ]内に入れるべき字句を下の番号から選べ。ただし、発振器の周波数をf〔Hz〕とし、発振器の出力は、結合コイルを通して疎に結合されているものとする。なお、同じ記号の[ ]内には、同じ字句が入るものとする。(1) 回路が共振しているとき、次式が成り立つ。(2πf)² LX × [ア] = 1 ・・・・・・・・・・・・・ ①(2) 式①を変形すると、次式が得られる。[ア] = 1/(4π² LX) × [イ]〔F〕 ・・・・・・ ②(3) 式②の1/(4π² LX)は定数であるから、CSを横軸に、[イ]を縦軸にしてグラフを描くと、図2の直線ABとなる。(4) 図2において、直線ABを延長し、横軸との交点をPとすると、[ウ]の長さが、分布容量CXを表す。(5) 測定では、発振器の[エ]を変えてそのつど交流電流計Aが[オ]になるようにCSを調節して、[イ]とCSの値を求めて図2のグラフを描き、グラフの[ウ]からCXを求める。[ウ]に入れるべき字句はどれか。
- (1)(CS + CX)
- (2)f²
- (3)OP
- (4)周波数
- (5)最大
- (6)CS CX/(CS + CX)
- (7)1/f²
- (8)AP
- (9)出力電圧
- (10)最小
正答 (3)
正答は (3)。1/f²=4π²LX(CS+CX)が0になるのは CS=-CX の点Pなので、OPの長さがCXです。
直線ABの式は
1/f²=4π²LX(CS+CX)
これを延長して横軸(1/f²=0)と交わる点Pでは CS+CX=0、すなわち CS=-CX です。原点Oから点Pまでの長さOPが、分布容量 CX を表します。
【紛らわしい語】
(8) AP は直線の一部の長さで、容量の値を表しません
【見分け方】
直線の横軸の切片がマイナス側にずれた分が、見えない容量(分布容量)です。
出典:2026年(令和8年)7月期 第二級陸上無線技術士 無線工学の基礎 B-5 ウ(公益財団法人日本無線協会 公表)出典元ページ
最終更新日
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