顎骨内に発生した囊胞のH-E 染色病理組織像(別冊No. 2)を別に示す。診断名はどれか。1 つ選べ。…

B問題 第2問

顎骨内に発生した囊胞のH-E 染色病理組織像(別冊No. 2)を別に示す。診断名はどれか。1 つ選べ。

歯科医師 2023年(令和5年) 第2問の図
正答 (3)
正答は (3)。錯角化した波打つ表層と、核が柵状に並ぶ基底細胞層からなる薄く一様な上皮なので、歯原性角化嚢胞です。 【見るところ】 上皮は5〜8層ほどの厚さでほぼ一様です。表面は核の残った錯角化層で、基底細胞は円柱状で核が柵のように並んでいます。上皮脚(釘脚)はみられず、上皮と結合組織の境は平らです。 歯原性角化嚢胞は下顎の臼歯部〜下顎枝に多く、再発しやすい嚢胞です。多発するときは基底細胞母斑症候群を疑います。 【ほかの選択肢】 (1) 歯根嚢胞 非角化の重層扁平上皮で、上皮脚と炎症細胞の浸潤がみられるので 誤り
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(2) 含歯性嚢胞 薄い非角化の上皮で、基底細胞の柵状の配列はみられないので 誤り (4) 側方性歯周嚢胞 薄い非角化の上皮に、上皮の肥厚した部分(プラーク)がみられるので 誤り (5) 石灰化歯原性嚢胞 幻影細胞(ゴースト細胞)と石灰化がみられるので 誤り

出典:2023年(令和5年) 歯科医師国家試験 問2(厚生労働省 公表)出典元ページ

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