弱視について誤っているのはどれか。…
午後 第51問
弱視について誤っているのはどれか。
- (1)読み分け困難がある。
- (2)遮閉弱視は健眼の弱視化である。
- (3)機能弱視は訓練により視力が向上する。
- (4)不同視弱視は片眼に強度の屈折異常がある。
- (5)形態覚遮断弱視の感受性期間は不同視弱視より長い。
正答 (5)
正答は (5)。公表の正答では、誤っているのは「形態覚遮断弱視の感受性期間は不同視弱視より長い」です。
形態覚遮断弱視は、先天白内障・眼瞼下垂・眼帯の装用などで網膜に像が結ばれない状態が、感受性の最も高い乳幼児期に起こって生じる弱視で、短い期間の遮断でも重い弱視になります。形態覚遮断は、感受性の高い乳幼児期の早い時期ほど影響が大きく、ごく短い遮断でも弱視が成立するとされます。本問ではこれにもとづいて「感受性期間が不同視弱視より長い」という記述を誤りとしています。弱視の種類ごとの感受性期間の長さの比べ方は資料によって説明が異なるので、ここでは公表の正答の扱いに従っています。
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【ほかの選択肢】
(1) 読み分け困難がある。 弱視の眼では、字が並ぶと1字ずつのときより読めなくなる(字づまり視力が字ひとつ視力より悪い) 正しい
(2) 遮閉弱視は健眼の弱視化である。 健眼の遮閉が強すぎたり長すぎたりすると、健眼の視力が下がる 正しい
(3) 機能弱視は訓練により視力が向上する。 器質的な病変のない機能弱視は、屈折矯正や遮閉などの治療で視力が上がりうる 正しい
(4) 不同視弱視は片眼に強度の屈折異常がある。 屈折の度が強い方の眼(とくに遠視)が弱視になる 正しい
出典:2023年(令和5年) 視能訓練士国家試験 問51(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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