水平誘導で得られた電気眼振図〈ENG〉の結果(別冊No. 1)を別に示す。健常者の眼前で白黒の縦縞模様のドラムを右方向に…

午前 第16問

水平誘導で得られた電気眼振図〈ENG〉の結果(別冊No. 1)を別に示す。健常者の眼前で白黒の縦縞模様のドラムを右方向に一定の速度で回転させた際に誘発される眼球運動波形はどれか。

視能訓練士 2023年(令和5年) 第16問の図
正答 (5)
正答は (5)。誘発される波形は ⑤ です。 白黒の縦縞のドラムを回すと、視運動性眼振(OKN)が起こります。眼は縞を追って、ドラムと同じ向き(右)にゆっくり動き(緩徐相)、追いきれなくなると逆向き(左)にすばやく戻ります(急速相)。図は上が右なので、右へ一定の速さで上がる直線(ドラムが一定の速さなので、緩徐相の速さも一定)と、左へ急に下がる線の、のこぎりの歯の形になります。これが ⑤ です。 【ほかの選択肢】 (1) ①  急速相が右、緩徐相が左で、緩徐相の速さがしだいに増す形。向きが逆で、形も一定速度の OKN ではない 誤り
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(2) ②  急速相のない、行ったり来たりの振子様の波形 誤り (3) ③  緩徐相が右だが、はじめはゆっくりで、しだいに速さが増す形。乳児眼振などで見られる型で、一定速度のドラムによる OKN ではない 誤り (4) ④  緩徐相が右だが、はじめが速く、しだいに速さが落ちる形。注視眼振などで見られる型で、一定速度の OKN ではない 誤り 【読み方】 眼振の向きは急速相の向きで呼びます。ドラムを右に回すと、緩徐相は右、急速相は左(左向きの眼振)です。緩徐相の形(直線・速さが増す・速さが落ちる)も見分けの手がかりです。

出典:2023年(令和5年) 視能訓練士国家試験 問16(厚生労働省 公表)出典元ページ

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