眼鏡の鼻パッドのアーム(クリングス)が曲がっている。眼鏡レンズの屈折力は、-10.00D、頂点間距離は7 mm であった…

午後 第20問

眼鏡の鼻パッドのアーム(クリングス)が曲がっている。眼鏡レンズの屈折力は、-10.00D、頂点間距離は7 mm であった。頂点間距離12 mm と比べたとき矯正効果の変化量で正しいのはどれか。ただし、-10.00D で完全矯正状態とする。

正答 (2)
正答は (2)。矯正効果の変化量は -0.50 D(近視の矯正が強まる向き)です。 【計算】 -10.00 D のレンズが頂点間距離 12 mm で完全矯正なので、この眼の遠点はレンズの前方 1000 ÷ 10.00=100 mm、角膜からは 100+12=112 mm にあります。 頂点間距離 7 mm で完全矯正に必要な度数:レンズから遠点まで 112-7=105 mm なので、-1000 ÷ 105≒-9.52 D 実際のレンズは -10.00 D なので、差は -10.00-(-9.52)=-0.48 D≒-0.50 D
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凹レンズを眼に近づけると矯正効果が強まり、ここでは約 0.5 D の過矯正になります。角膜の位置での実効の度数で比べても、7 mm では -10÷(1+0.07)≒-9.35 D、12 mm では -10÷(1+0.12)≒-8.93 D で差は約 -0.42 D となり、選択肢では -0.50 D が最も近い値です。 【ほかの選択肢】 (1) -1.00 D  変化量が大きすぎる 誤り (3) ±0.00 D  強い度数の眼鏡では、頂点間距離が数 mm 変わるだけで効果が変わる 誤り (4) +0.50 D・(5) +1.00 D  凹レンズを近づけると矯正効果はマイナスの側へ強まる。向きが逆 誤り 【覚え方】 凹レンズは近づけると強く効き、離すと弱く効く。凸レンズは離すと強く効き、近づけると弱く効く。

出典:2023年(令和5年) 視能訓練士国家試験 問20(厚生労働省 公表)出典元ページ

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