一般用医薬品の添付文書の「相談すること」の項目中に、「次の診断を受けた人」と記載される基礎疾患等と、主な成分・薬効群等の…

医薬品の適正使用と安全対策 第112問

一般用医薬品の添付文書の「相談すること」の項目中に、「次の診断を受けた人」と記載される基礎疾患等と、主な成分・薬効群等の組み合わせの正誤のうち、正しいものはどれか。基礎疾患等 成分・薬効群等a 胃・十二指腸潰瘍 ― スクラルファートb 甲状腺疾患 ― ポビドンヨードc 高血圧 ― メチルエフェドリン塩酸塩d 緑内障 ― パパベリン塩酸塩

正答 (4)
正答は (4)。(b)(c)(d)が正しく、(a)が誤りです。 【(a)が誤り ―― スクラルファートは腎臓病の項目です】 スクラルファートは、アルミニウムを含む成分です。「次の診断を受けた人」として記載されるのは腎臓病で、過剰のアルミニウムイオンが体内に貯留し、アルミニウム脳症、アルミニウム骨症を生じるおそれがあるためです。胃・十二指腸潰瘍の診断を受けた人で「相談すること」とされているのは、アスピリン、アスピリンアルミニウム、エテンザミド、イソプロピルアンチピリン、アセトアミノフェン、サリチルアミド等の解熱鎮痛成分や、次硝酸ビスマス、次没食子酸ビスマス等のビスマスを含む成分です。
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【(b)正しい ―― 甲状腺疾患とヨウ素】 ポビドンヨード、ヨウ化カリウム、ヨウ素等のヨウ素系殺菌消毒成分が配合された口腔咽喉薬、含嗽薬では、ヨウ素の体内摂取が増える可能性があり、甲状腺疾患の治療に影響を及ぼすおそれがあるため、甲状腺疾患の診断を受けた人は「相談すること」とされています。 【(c)正しい ―― 高血圧とアドレナリン作動成分】 メチルエフェドリン塩酸塩などのアドレナリン作動成分やマオウは、交感神経興奮作用により血圧を上昇させ、高血圧を悪化させるおそれがあるため、高血圧の診断を受けた人は「相談すること」とされています。 【(d)正しい ―― 緑内障とパパベリン塩酸塩】 パパベリン塩酸塩は、眼圧が上昇し、緑内障を悪化させるおそれがあるため、緑内障の診断を受けた人は「相談すること」とされています。パパベリン塩酸塩は自律神経系を介した作用ではありませんが、眼圧を上昇させる作用を示すことを押さえておいてください。

出典:登録販売者試験 令和4年度(北海道 公表問題)出典元ページ

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