一般用医薬品の添付文書の「してはいけないこと」の項目中に、目のかすみ、異常なまぶしさを生じることがあるため、「服用後、乗…

医薬品の適正使用と安全対策 第103問

一般用医薬品の添付文書の「してはいけないこと」の項目中に、目のかすみ、異常なまぶしさを生じることがあるため、「服用後、乗物又は機械類の運転操作をしないこと」と記載されている成分はどれか。

正答 (4)
正答は (4)。ピレンゼピン塩酸塩水和物です。 【なぜピレンゼピンか】 ピレンゼピン塩酸塩水和物は、胃液分泌を抑える目的で用いられる成分で、抗コリン作用を示します。 抗コリン作用があると散瞳(瞳孔が開くこと)が起こり、その結果として目のかすみ、異常なまぶしさを生じます。これは運転操作に直接差し支えますので、「服用後、乗物または機械類の運転操作をしないこと」と記載されます。 眠気ではなく目の症状が理由である、という点がこの設問の要です。同じ理由で運転を避ける成分には、ほかにスコポラミン臭化水素酸塩水和物、メチルオクタトロピン臭化物、ロートエキスなどの抗コリン成分があります。
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【他の選択肢の注意事項】 テオフィリン   キサンチン系成分。てんかんの診断を受けた人は「相談すること」。授乳中の人は本剤を服用しないか、服用する場合は授乳を避ける(乳児に神経過敏を起こすことがある) オキセサゼイン  局所麻酔成分。妊婦または妊娠していると思われる女性、15歳未満の小児は使用しない(妊娠中や小児における安全性が確立されていないため) ピロキシカム   非ステロイド性抗炎症成分(外用)。光線過敏症の副作用を生じることがあるため、使用中および使用後しばらくは、戸外活動を避ける サリチルアミド  サリチル酸系の解熱鎮痛成分。水痘(水疱瘡)またはインフルエンザにかかっている15歳未満の小児は使用しない(ライ症候群のため) 【「運転操作をしないこと」とされる主な理由】 眠気    抗ヒスタミン成分(ジフェンヒドラミン塩酸塩等)、鎮静成分(ブロモバレリル尿素等)、コデインリン酸塩水和物、ジヒドロコデインリン酸塩、抗コリン成分 目のかすみ、異常なまぶしさ 抗コリン成分(ピレンゼピン塩酸塩水和物、スコポラミン臭化水素酸塩水和物、ロートエキス等) 眠気、目のかすみ、異常なまぶしさ  ジフェニドール塩酸塩、乗物酔い防止薬全般 理由まで含めて問われることが多いので、眠気なのか、目の症状なのかを区別して覚えておきましょう。

出典:登録販売者試験 令和6年度(群馬県 公表問題)出典元ページ

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