胃腸に作用する薬の成分について次のうち、胃粘膜の炎症を和らげることを目的として配合されているものはどれか。…

主な医薬品とその作用 第81問

胃腸に作用する薬の成分について次のうち、胃粘膜の炎症を和らげることを目的として配合されているものはどれか。

正答 (5)
正答は (5)。カンゾウです。 【カンゾウが正解の理由】 カンゾウ(甘草)は、マメ科のウラルカンゾウ等の根およびストロンを基原とする生薬で、主成分はグリチルリチン酸です。 胃腸薬では、グリチルリチン酸による抗炎症作用を期待して、胃粘膜の炎症を和らげることを目的として配合されます。 カンゾウについては、次の重大な注意が必ずセットで問われます。 グリチルリチン酸を大量に摂取すると、偽アルドステロン症を生じるおそれがある むくみ、血圧上昇、低カリウム血症が症状 1日摂取量がグリチルリチン酸として40ミリグラム以上となる製品は、高齢者、むくみのある人、心臓病・腎臓病・高血圧の診断を受けた人は相談が必要
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医薬品では、グリチルリチン酸としての1日摂取量が200ミリグラムを超えないよう用量が定められている カンゾウは甘味料として食品にも広く用いられるため、他の医薬品や食品からの摂取量にも注意が必要 40ミリグラムと200ミリグラム、2つの数字を取り違えないようにしてください。相談の目安が40、上限が200です。 【他の選択肢の成分】 プロザイム   消化成分。タンパク質を分解する酵素 センブリ    リンドウ科のセンブリの開花期の全草。苦味による健胃作用(苦味健胃薬)。センブリ末は健胃薬のほか止瀉薬としても用いられる セルラーゼ   消化成分。繊維質を分解する酵素 スクラルファート 胃粘膜を保護し、荒れた胃粘膜の修復を促す成分 【スクラルファートの重要な注意】 スクラルファートはアルミニウムを含む成分です。このため、透析を受けている人では使用を避ける必要があります(アルミニウム脳症、アルミニウム骨症のおそれ)。透析を受けていない人でも、長期連用は避けるべきです。また、腎臓病の診断を受けた人は相談が必要です。 同じくアルミニウムを含む成分として、アルジオキサ、合成ヒドロタルサイト、水酸化アルミニウムゲルなどがあります。アルジオキサもスクラルファートと同じ注意が必要です。 【消化酵素成分のまとめ】 ジアスターゼ、プロザイム、ニューラーゼ、リパーゼ、セルラーゼなど リパーゼは脂質、プロザイムはタンパク質、セルラーゼは繊維質を分解します ウルソデオキシコール酸は胆汁の分泌を促す(利胆作用)。肝臓の働きを高めるが、肝臓病の診断を受けた人では、かえって症状を悪化させるおそれがある

出典:登録販売者試験 令和6年度(群馬県 公表問題)出典元ページ

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