一般用医薬品の添付文書の「次の人は使用(服用)しないこと」の項目中に記載されるアレルギーの既往歴と、それに関連する主な成…
医薬品の適正使用と安全対策 第112問
一般用医薬品の添付文書の「次の人は使用(服用)しないこと」の項目中に記載されるアレルギーの既往歴と、それに関連する主な成分・薬効群の正誤について、正しい組合せはどれか。アレルギー既往歴 ― 主な成分・薬効群等a 喘息を起こしたことがある人 ― インドメタシンが配合された外用鎮痛消炎薬b 牛乳によるアレルギー症状を起こしたことがある人 ― リゾチーム塩酸塩c チアプロフェン酸を含有する解熱鎮痛薬によるアレルギー症状を起こしたことがある人 ― ケトプロフェンが配合された外用鎮痛消炎薬d オクトクリレンを含有する製品によるアレルギー症状を起こしたことがある人 ― ロペラミド塩酸塩
- (1)a: 正 b: 正 c: 正 d: 誤
- (2)a: 正 b: 誤 c: 正 d: 誤
- (3)a: 正 b: 誤 c: 誤 d: 正
- (4)a: 誤 b: 正 c: 正 d: 正
- (5)a: 誤 b: 正 c: 誤 d: 誤
正答 (2)
正答は (2)。a 正、b 誤、c 正、d 誤 です。
【(a)正しい】
インドメタシン、フェルビナク、ケトプロフェン又はピロキシカムが配合された外用鎮痛消炎薬は、喘息発作を誘発するおそれがあるため、「喘息を起こしたことがある人」は使用しないこととされています。
【(b)誤り ―― 牛乳アレルギーに関係するのはタンニン酸アルブミン、カゼイン】
「本剤又は本剤の成分、牛乳によるアレルギー症状を起こしたことがある人」が記載されるのは、タンニン酸アルブミン(乳製カゼインを由来としているため)や、カゼイン、カゼインナトリウム等(添加物)です。リゾチーム塩酸塩は鶏卵の卵白に由来する成分で、牛乳アレルギーの項目には該当しません。
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【(c)正しい】
ケトプロフェンが配合された外用鎮痛消炎薬では、接触皮膚炎、光線過敏症を誘発するおそれがあるため、「チアプロフェン酸を含有する解熱鎮痛薬、スプロフェンを含有する外用鎮痛消炎薬、フェノフィブラートを含有する高脂血症治療薬によるアレルギー症状を起こしたことがある人」は使用しないこととされています。
【(d)誤り ―― オクトクリレンもケトプロフェン】
オキシベンゾン、オクトクリレンを含有する製品(日焼け止め、香水等)によるアレルギー症状を起こしたことがある人も、ケトプロフェンが配合された外用鎮痛消炎薬で「使用しないこと」とされています(接触皮膚炎を誘発するおそれがあるため)。ロペラミド塩酸塩ではありません。
【覚え方】
ケトプロフェンの外用薬は「光線過敏症」が特徴で、化学構造の似た成分や紫外線吸収剤(日焼け止めの成分)にアレルギーのある人は使えない、とまとめて覚えましょう。
出典:登録販売者試験 令和7年度(群馬県 公表問題)出典元ページ
最終更新日
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