一般用医薬品の販売時におけるコミュニケーションに関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。…
医薬品に共通する特性と基本的な知識 第37問
一般用医薬品の販売時におけるコミュニケーションに関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。a 購入者側に情報提供を受けようとする意識が乏しく、コミュニケーションが成立しがたい場合は、購入者側から医薬品の使用状況に係る情報を引き出す必要はない。b 購入者等が一般用医薬品を使用する状況は随時変化する可能性があるため、販売数量は一時期に使用する必要量とする等、販売時のコミュニケーションの機会が継続的に確保されるよう配慮することが重要である。c 「何のためにその医薬品を購入しようとしているか(購入者等のニーズ、購入の動機)」は、一般用医薬品の販売等に従事する専門家が購入者から確認しておきたい基本的ポイントのひとつである。
- (1)a: 正 b: 誤 c: 誤
- (2)a: 誤 b: 正 c: 誤
- (3)a: 誤 b: 正 c: 正
- (4)a: 誤 b: 誤 c: 正
- (5)a: 正 b: 正 c: 正
正答 (3)
正答は (3)。b と c が正しい記述です。
【(a)が誤り ―― 引き出す努力は必要】
購入者側に情報提供を受けようとする意識が乏しく、コミュニケーションが成立しがたい場合であっても、情報提供を行うための評価やそのための情報を引き出す必要があるとされています。
「相手にその気がないなら聞かなくてよい」という結論にはなりません。医薬品の販売に従事する専門家からの問いかけによって、購入者側が自らの状態に意識を向けるきっかけになることもあります。むしろ、意識が乏しい相手こそ丁寧に聞き取るべき場面です。
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なお、購入者側に情報提供を受けようとする意識が乏しい場合には、すぐに医薬品を使用する状況にあるかを見極めることが重要とされています。急いで使うわけではないのなら、コミュニケーションが成立しやすい場面で情報提供を行うなど、臨機応変な対応が望まれます。
【(b)正しい ―― 販売数量は必要量とする】
購入者等が一般用医薬品を使用する状況は随時変化する可能性があります。そのため、販売数量は一時期に使用する必要量とするなどして、販売時のコミュニケーションの機会が継続的に確保されるよう配慮することが重要です。
まとめ買いをさせないということは、単に乱用を防ぐためだけではありません。次に来店したときにもう一度状況を聞ける、という意味があります。この視点は見落とされがちですので押さえておいてください。
【(c)正しい ―― 購入の動機を確認する】
「何のためにその医薬品を購入しようとしているか(購入者等のニーズ、購入の動機)」は、確認しておきたい基本的ポイントのひとつです。
目的が分からなければ、その製品が適切かどうかの判断ができません。例えば同じ「胃腸薬をください」でも、食べ過ぎによるもたれなのか、慢性的な胃痛なのかで勧めるべきものが変わり、後者では受診を勧めるべき場合もあります。
出典:登録販売者試験 令和8年度(群馬県 公表問題)出典元ページ
最終更新日
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