健胃を目的とした生薬成分に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。…

主な医薬品とその作用 第82問

健胃を目的とした生薬成分に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。a オウバクは、ミカン科のキハダ又はPhellodendron chinense Schneiderの周皮を除いた樹皮を基原とする生薬で、苦味による健胃作用を期待して用いられる。b センブリは、リンドウ科のセンブリの開花期の全草を基原とする生薬で、苦味による健胃作用を期待して用いられる。c ユウタンは、クマ科のUrsus arctos Linné又はその他近縁動物の胆汁を乾燥したものを基原とする生薬で、苦味による健胃作用を期待して用いられるほか、消化補助成分として配合される場合もある。d チンピは、ミカン科のウンシュウミカンの成熟した果皮を基原とする生薬で、香りによる健胃作用を期待して用いられる。

正答 (4)
正答は (4)。a・b・c・d すべて正しい記述です。 健胃成分は、味覚や嗅覚を刺激して反射的な唾液や胃液の分泌を促すことにより、弱った胃の働きを高めることを目的として配合されます。 【(a)正しい】 オウバクは、ミカン科のキハダ又は Phellodendron chinense Schneider の周皮を除いた樹皮を基原とする生薬で、苦味による健胃作用を期待して用いられます。日本薬局方収載のオウバク末は止瀉薬としても用いられます。 【(b)正しい】 センブリは、リンドウ科のセンブリの開花期の全草を基原とする生薬で、苦味による健胃作用を期待して用いられます。日本薬局方収載のセンブリ末は、健胃薬のほか止瀉薬としても用いられます。
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【(c)正しい】 ユウタンは、クマ科の Ursus arctos Linné 又はその他近縁動物の胆汁を乾燥したものを基原とする生薬で、苦味による健胃作用を期待して用いられるほか、消化補助成分として配合される場合もあります。 【(d)正しい】 チンピは、ミカン科のウンシュウミカンの成熟した果皮を基原とする生薬で、香りによる健胃作用を期待して用いられます(芳香性健胃生薬)。 【注意】 これら生薬成分が配合された健胃薬は、散剤をオブラートで包む等、味や香りを遮蔽する方法で服用されると効果が期待できず、そのような服用の仕方は適当ではありません。

出典:登録販売者試験 令和8年度(群馬県 公表問題)出典元ページ

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