医薬品の副作用に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせを下から一つ選びなさい。…
医薬品に共通する特性と基本的な知識 第3問
医薬品の副作用に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせを下から一つ選びなさい。ア 医薬品は通常、複数の薬理作用を併せ持つため、医薬品を使用した場合には、期待される有益な反応(主作用)以外の反応が現れることがある。イ すべての副作用は、直ちに明確な自覚症状として現れる。ウ 医薬品の副作用は、薬理作用によるものとアレルギー(過敏反応)によるものに大別することができる。エ 一般用医薬品では、重大な副作用の兆候が現れたときでも、使用中断による不利益を回避するため、使用を継続することが必要である。
- (1)(ア、イ)
- (2)(ア、ウ)
- (3)(イ、エ)
- (4)(ウ、エ)
正答 (2)
正答は (2)。正しいのは(ア)と(ウ)です。
【(ア)正しい ―― 主作用と副作用】
医薬品はふつう複数の薬理作用を併せ持ちます。そのうち期待して使うものが主作用、それ以外の反応が副作用です。副作用は「使い方を間違えたときに出るもの」ではなく、適正に使用しても生じうるものである、という点が大切です。
【(イ)が誤り ―― 自覚症状が出ない副作用もある】
血液や内臓の機能への影響のように、自覚症状が現れにくい副作用があります。こうしたものは、医療機関での検査ではじめて見つかることも少なくありません。だからこそ、添付文書では継続使用中の定期的な受診がすすめられています。「すべて」「直ちに」という言い切りに反応できるようにしておきましょう。
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【(ウ)正しい ―― 副作用は大きく2つに分けられる】
薬理作用によるもの …… その成分本来の作用が、
望まない形で強く出たり、目的外の臓器に及んだりするもの。
抗コリン成分による口渇や便秘などが典型です。
アレルギー(過敏反応)によるもの …… 免疫が過剰に反応するもの。
薬理作用や用量とは無関係に起こり、少量でも重い症状が出ることがあります。
【(エ)が誤り ―― 重篤な兆候が出たら中止して受診】
一般用医薬品で重篤な副作用の兆候が現れたときは、直ちに使用を中止し、その添付文書を持って医師や薬剤師に相談するのが原則です。「使用中断による不利益を避けるため継続する」という判断は、医師の診療を受けている場合の話であって、一般用医薬品では通用しません。
出典:登録販売者試験 令和元年度(福岡県 公表問題)出典元ページ
最終更新日
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