医薬品の適正使用及びその啓発活動に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。…
医薬品の適正使用と安全対策 第59問
医薬品の適正使用及びその啓発活動に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。ア 登録販売者は、一般用医薬品の販売に従事する医薬関係者(専門家)として、適切なセルフメディケーションの普及定着、医薬品の適正使用の推進のための活動に積極的に参加、協力することが期待される。イ 医薬品の持つ特質及びその使用・取扱い等について正しい知識を広く生活者に浸透させることにより、保健衛生の維持向上に貢献することを目的とし、毎年10月17日~23日の1週間を「薬と健康の週間」として、国、自治体、関係団体等による広報活動やイベント等が実施されている。ウ 薬物乱用や薬物依存は、一般用医薬品では生じず、違法薬物(麻薬、覚せい剤、大麻等)によって生じるものである。エ 医薬品の適正使用の重要性に関する小中学生への啓発は、薬物への興味や乱用につながることからしてはならない。
- (1)ア: 正 イ: 正 ウ: 誤 エ: 誤
- (2)ア: 正 イ: 誤 ウ: 誤 エ: 正
- (3)ア: 誤 イ: 正 ウ: 正 エ: 正
- (4)ア: 誤 イ: 正 ウ: 誤 エ: 正
- (5)ア: 誤 イ: 誤 ウ: 正 エ: 誤
正答 (1)
正答は (1)。正しいのは(ア)と(イ)です。
【(ア)正しい ―― 登録販売者に期待される役割】
登録販売者は、一般用医薬品の販売に従事する医薬関係者(専門家)として、適切なセルフメディケーションの普及定着、医薬品の適正使用の推進のための活動に、積極的に参加・協力することが期待されています。
【(イ)正しい ―― 薬と健康の週間】
毎年10月17日から23日までの1週間が「薬と健康の週間」とされ、国、自治体、関係団体等による広報活動やイベント等が実施されます。
目的 …… 医薬品の持つ特質やその使用・取扱い等について正しい知識を広く生活者に浸透させることにより、保健衛生の維持向上に貢献すること。
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もう一つの啓発週間 …… 「ダメ。ゼッタイ。」普及運動が、毎年6月20日から7月19日までの1か月間実施されます。
こちらは、国際連合が定めた「国際麻薬乱用撲滅デー(6月26日)」を広く知らせることを目的とした麻薬・覚醒剤乱用防止運動の一環です。
2つの期間を混同しないでください。
薬と健康の週間 …… 10月17日から23日(1週間)
「ダメ。ゼッタイ。」普及運動 …… 6月20日から7月19日(1か月)
【(ウ)が誤り ―― 一般用医薬品でも乱用は生じる】
薬物乱用や薬物依存は、違法薬物によってのみ生じるものではなく、一般用医薬品によっても生じ得ます。
濫用等のおそれのある医薬品として指定されている成分
エフェドリン、コデイン、ジヒドロコデイン、ブロモバレリル尿素、プソイドエフェドリン、メチルエフェドリン。
(いずれも、その水和物および塩類を含む)
これらを含む医薬品を販売するときは、購入者の氏名や年齢、他店での購入状況等を確認する必要があります。
【(エ)が誤り ―― 小中学生への啓発は必要である】
医薬品の適正使用の重要性に関する啓発は、小中学生のうちから行う必要性が高いとされています。
理由 …… 青少年では、
薬物乱用の危険性に関する認識や理解が必ずしも十分でなく、好奇心から身近に入手できる薬物を乱用してしまうことがあるためです。
乱用の影響 …… 薬物乱用は、乱用した本人の健康を害するだけでなく、
社会的な弊害を生じるおそれが大きいとされています。
「啓発が興味や乱用につながるからしてはならない」というのは、手引きの考え方と正反対です。
出典:登録販売者試験 令和元年度(福岡県 公表問題)出典元ページ
最終更新日
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