一般用医薬品の役割に関する以下の記述のうち、誤っているものを一つ選びなさい。…

医薬品に共通する特性と基本的な知識 第19問

一般用医薬品の役割に関する以下の記述のうち、誤っているものを一つ選びなさい。

正答 (3)
正答は (3)。「重篤な疾病に伴う症状の改善」は、一般用医薬品の役割ではありません。 【一般用医薬品の6つの役割】 一般用医薬品承認審査合理化等検討会中間報告書「セルフメディケーションにおける一般用医薬品のあり方について」(平成14年11月)が示す役割は、次のとおりです。 軽度な疾病に伴う症状の改善 生活習慣病等の疾病に伴う症状発現の予防  (科学的・合理的に効果が期待できるものに限る) 生活の質(QOL)の改善・向上 健康状態の自己検査 健康の維持・増進 その他保健衛生
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【(3)が誤りである理由】 役割として挙げられているのは軽度な疾病に伴う症状の改善であり、重篤な疾病に伴う症状の改善は含まれていません。 考え方の根っこ …… 一般用医薬品は、法律上「人体に対する作用が著しくない」ものと定義され、需要者自らの選択により使用されることが前提です。 重い病気は、医師の診断と治療によるべき領域です。 この線引きが理解できていれば、役割の一覧を丸暗記していなくても判断できます。 【この設問の作られ方】 「軽度」という一語を「重篤」に差し替えるだけで、誤りの選択肢が作られています。同じ手口は、他の回でも繰り返し使われます。 合わせて注意したい表現  (1)の「科学的・合理的に効果が期待できるものに限る」という  条件も、しばしば問われます。  この条件を外した選択肢(「生活習慣病の疾病に伴う  症状発現の予防」だけ)が出た場合は、注意深く判断してください。 【セルフメディケーションと専門家の役割】 セルフメディケーションの主役 ……  一般の生活者(購入者・使用者)本人です。 専門家の役割 ……  セルフメディケーションを支援していくこと。  指示するのではありません。 販売に結びつけない対応 ……  症状が重いとき、一般用医薬品で対処できる範囲を超えていると判断されるときは、医療機関の受診をすすめます。  また、医薬品を使用せずに、しばらく様子を見ることを勧めることが適切な場合もあります。 高熱や激しい腹痛、患部が広範囲な場合 ……  一般用医薬品を使用することは適切な対処とはいえません。

出典:登録販売者試験 令和2年度(福岡県 公表問題)出典元ページ

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