サリドマイド訴訟及びHIV訴訟に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。…

医薬品に共通する特性と基本的な知識 第19問

サリドマイド訴訟及びHIV訴訟に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。ア サリドマイド訴訟は、サリドマイド製剤を妊娠している女性が使用したことにより、出生児に四肢欠損、耳の障害等の先天異常が発生したことに対する損害賠償訴訟である。イ HIV訴訟は、血友病患者が、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)が混入した原料血漿から製造された血液凝固因子製剤の投与を受けたことにより、HIVに感染したことに対する損害賠償訴訟である。ウ サリドマイド訴訟は、国及び製薬企業を被告として提訴され、現在でも和解は成立していない。エ HIV訴訟を契機として、1979年、医薬品の副作用による健康被害の迅速な救済を図るため、医薬品副作用被害救済制度が創設された。

正答 (2)
正答は (2)。ア・イが正しく、ウ・エが誤りです。 【(ア)正しい】 サリドマイド訴訟は、妊娠している女性がサリドマイド製剤を使用したことで、出生児に四肢欠損、耳の障害等の先天異常(サリドマイド胎芽症)が発生したことに対する損害賠償訴訟です。 【(イ)正しい】 HIV訴訟は、血友病患者が、HIVが混入した原料血漿から製造された血液凝固因子製剤の投与を受けて、HIVに感染したことに対する損害賠償訴訟です。 【(ウ)が誤り ―― 1974年10月に和解が成立】 サリドマイド訴訟は、1963年6月に製薬企業を、翌年12月には国と製薬企業を被告として提訴され、1974年10月に和解が成立しています。
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【(エ)が誤り ―― 救済制度のきっかけはサリドマイド・スモン訴訟】 1979年に医薬品副作用被害救済制度が創設された契機は、サリドマイド訴訟とスモン訴訟です。HIV訴訟の和解(1996年3月)を踏まえて講じられたのは、エイズ治療・研究開発センターや拠点病院の整備などの恒久対策や、製薬企業への感染症報告の義務づけ、緊急輸入制度の創設などです。

出典:登録販売者試験 令和7年度(福岡県 公表問題)出典元ページ

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