企業からの副作用等の報告制度に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。…
医薬品の適正使用と安全対策 第113問
企業からの副作用等の報告制度に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。a 製造販売業者等には、医薬品医療機器等法第68条の10第1項の規定に基づき、その製造販売をし、又は承認を受けた医薬品等について、その副作用等によるものと疑われる健康被害の発生を知ったときは、その旨を定められた期限までに厚生労働大臣に報告することが義務づけられている。b 医薬関係者は、医薬品医療機器等法第68条の2の6第2項により、製造販売業者等が行う情報収集に協力するよう努めなければならないこととされている。c 血液製剤等の生物由来製品を製造販売する企業は、当該製品の安全性について評価し、その成果が副作用情報として有用であったときに速やかに報告すれば、定期的に厚生労働大臣へ報告する必要はない。d 一般用医薬品に関して、既存の医薬品と明らかに異なる有効成分が配合されたものには、5年を超えない範囲で厚生労働大臣が承認時に定める一定期間、承認後の使用成績等を製造販売業者等が集積し、厚生労働省へ提出する制度(再審査制度)が適用される。
- (1)(a、b)
- (2)(a、c)
- (3)(a、d)
- (4)(b、c)
- (5)(c、d)
正答 (1)
正答は (1)。正しいのは(a)(b)です。
【(a)正しい ―― 企業からの副作用報告】
製造販売業者等には、第68条の10第1項の規定に基づき、その製造販売をし、又は承認を受けた医薬品等について、その副作用等によるものと疑われる健康被害の発生を知ったときは、その旨を定められた期限までに厚生労働大臣に報告することが義務づけられています。
報告期限 ……
15日以内と30日以内のほか、定期報告のものがあります。
《30日以内》 ……
副作用症例(予測できるもの)で
重篤(死亡を除く)のうち、新有効成分含有医薬品として承認後2年以内のもの、市販直後調査などによって得られたもの以外
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研究報告(3種とも)
癌その他の重大な疾病等のおそれ、発生傾向が著しく変化したこと、効能効果を有しないこと
《定期報告》 ……
副作用症例(予測できないもの)で
非重篤のもの
そのほかの個別症例と外国での措置は15日以内です。
【(b)正しい ―― 医薬関係者の協力】
医薬関係者は、第68条の2の6第2項により、製造販売業者等が行う情報収集に協力するよう努めなければならないこととされています。
努力義務です ……
「協力しなければならない」ではなく
「協力するよう努めなければならない」と書かれています。
【(c)が誤り ―― 定期的な報告が必要】
血液製剤等の生物由来製品を製造販売する企業は、当該製品の安全性について評価し、その成果を定期的に国へ報告する制度があります。
感染症定期報告 ……
生物由来製品はその原料等が人その他の生物に由来するため、その原料等に由来する
感染症に関する最新の知見を定期的に集めて報告することが求められています。
【(d)が誤り ―― 5年ではなく10年】
既存の医薬品と明らかに異なる有効成分が配合されたものには、10年を超えない範囲で厚生労働大臣が承認時に定める一定期間(概ね8年)、承認後の使用成績等を製造販売業者等が集積し、厚生労働省へ提出する制度(再審査制度)が適用されます。
もう一つの制度と分ける ……
再審査制度 …… 既存と明らかに異なる
有効成分。
10年を超えない範囲
(概ね8年)。
使用成績等
承認条件による調査 …… 医療用から
一般用へ初めて配合。
概ね3年。
安全性に関する調査
出典:登録販売者試験 令和7年度(神奈川県 公表問題)出典元ページ
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最終更新日
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