滋養強壮保健薬の配合成分に関する記述のうち、誤っているものはどれか。…
主な医薬品とその作用 第55問
滋養強壮保健薬の配合成分に関する記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)システインは、骨や歯の形成に必要な栄養素であり、過剰症として高カルシウム血症が知られている。
- (2)アミノエチルスルホン酸(タウリン)は、筋肉や脳、心臓、目、神経等、体のあらゆる部分に存在し、細胞の機能が正常に働くために重要な物質である。
- (3)ヘスペリジンは、ビタミン様物質のひとつで、ビタミンCの吸収を助ける等の作用があるとされる。
- (4)アスパラギン酸ナトリウムは、骨格筋に溜まった乳酸の分解を促す等の働きを期待して用いられる。
正答 (1)
正答は (1)。これが誤りです。
「骨や歯の形成に必要な栄養素であり、過剰症として高カルシウム血症が知られている」のはカルシウムの説明です。システインは、髪や爪、肌などに存在するアミノ酸の一種です。皮膚におけるメラニンの生成を抑えるとともに、皮膚の新陳代謝を活発にしてメラニンの排出を促す働き、また、肝臓でアルコールを分解する酵素の働きを助け、アセトアルデヒドの代謝を促す働きがあるとされています。
【ほかの選択肢】
(2) 正しい。アミノエチルスルホン酸(タウリン)は、筋肉や脳、心臓、目、神経等、体のあらゆる部分に存在し、細胞の機能が正常に働くために重要な物質です。肝臓機能を改善する働きがあるとされます。
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(3) 正しい。ヘスペリジンはビタミン様物質のひとつで、ビタミンCの吸収を助ける等の作用があるとされ、滋養強壮保健薬のほか、かぜ薬等にも配合されている場合があります。
(4) 正しい。アスパラギン酸ナトリウムは、アスパラギン酸が生体におけるエネルギーの産生効率を高めるとされ、骨格筋に溜まった乳酸の分解を促す等の働きを期待して用いられます。
【システインの用途】
システイン又はシステイン塩酸塩が主薬として配合された製剤は、しみ・そばかす・日焼けなどの色素沈着症、全身倦怠、二日酔い、にきび、湿疹、蕁麻疹、かぶれ等の症状の緩和に用いられます。「メラニン」「アセトアルデヒド」の2つが出たらシステイン、と結びつけて覚えましょう。
出典:登録販売者試験 令和5年度(愛知県 公表問題)出典元ページ
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