登録販売者が行う医薬品の販売時における受診勧奨に関する記述のうち、誤っているものはどれか。…
主な医薬品とその作用 第60問
登録販売者が行う医薬品の販売時における受診勧奨に関する記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)かぜ症候群等に伴う鼻炎症状の場合、鼻炎が続くことで副鼻腔炎や中耳炎などにつながることもあるため、そのような症状の徴候に対しても注意を促すとともに、中耳炎が発生した場合などは医療機関を受診するよう勧めるべきである。
- (2)きず口等の殺菌消毒薬の販売時において、低温火傷は、表面上は軽症に見えても、組織の損傷が深部に達している場合があるため、医療機関を受診するよう勧めるべきである。
- (3)爪白癬は、清浄に保てば自然治癒することが多いが、頭部白癬は、患部に薬剤が浸透しにくく、難治性であるため、医療機関を受診するよう勧めるべきである。
- (4)滋養強壮保健薬は、ある程度継続して使用されることによって効果が得られる性質の医薬品であるが、1ヶ月位服用しても症状の改善がみられない場合には、栄養素の不足以外の要因が考えられるため、症状によっては医療機関を受診するよう勧めるべきである。
正答 (3)
正答は (3)。これが誤りです。
手引きでは、頭部白癬(しらくも)は小児に多く、清浄に保てば自然治癒することが多いが、炎症が著しい場合には医師の診療を受けるなどの対応が必要とされています。一方、爪白癬は、爪内部に薬剤が浸透しにくいため難治性で、医療機関(皮膚科)における全身的な治療(内服抗真菌薬の処方)を必要とする場合が少なくありません。選択肢は、爪白癬と頭部白癬の説明が入れ替わっています。
【ほかの選択肢】
(1) 正しい。かぜ症候群等に伴う鼻炎症状では、鼻炎が続くことで副鼻腔炎や中耳炎などにつながることもあるため、その徴候にも注意を促し、中耳炎が発生した場合などは受診を勧めるべきです。
解説の続きをみる続きを閉じる
(2) 正しい。低温火傷は、表面上は軽症に見えても、組織の損傷が深部に達している場合があり、医師の診療を受けるなどの対応が必要です。
(4) 正しい。滋養強壮保健薬は、ある程度継続して使用されることによって効果が得られる性質の医薬品ですが、1ヶ月位服用しても症状の改善がみられない場合には、栄養素の不足以外の要因が考えられるため、症状によっては受診を勧めます。
【受診勧奨の目安の日数】
鼻炎用点鼻薬は3日位、きず口の殺菌消毒薬は5〜6日経過して痛みが強くなる・化膿している場合、滋養強壮保健薬は1ヶ月位、と薬効群ごとの目安も合わせて覚えておきましょう。
出典:登録販売者試験 令和7年度(愛知県 公表問題)出典元ページ
この問題と解説は当サイトの責任で掲載しています。解説は愛知県の見解ではありません。内容について、愛知県へのお問い合わせはできません。
最終更新日
「主な医薬品とその作用」のほかの問題
- 令和6年度 第41問痔の薬及びその配合成分に関する記述のうち、誤っているものの組み合わせはどれか。
- 令和6年度 第54問システインに関する記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組み合わせはどれか
- 令和5年度 第28問第1欄の記述は、鎮暈薬(乗物酔い防止薬)の配合成分に関するものである。該当する配合成分は
- 令和5年度 第41問痔の薬及びその配合成分に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
- 令和5年度 第54問ニコチン及びニコチンを有効成分とする禁煙補助剤に関する記述のうち、正しいものの組み合わせ
- 令和6年度 第27問鎮暈薬(乗物酔い防止薬)及びその配合成分に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはど
スポンサーリンク

