一般用医薬品の添付文書の「してはいけないこと」の項目中に、「服用後、乗物又は機械類の運転操作をしないこと」と記載すること…

医薬品の適正使用と安全対策 第118問

一般用医薬品の添付文書の「してはいけないこと」の項目中に、「服用後、乗物又は機械類の運転操作をしないこと」と記載することとされている医薬品の主な成分として、正しいものの組み合わせはどれか。a スコポラミン臭化水素酸塩水和物b ピレンゼピン塩酸塩水和物c タンニン酸アルブミンd テオフィリン

正答 (1)
正答は (1)。(a、b)の組み合わせです。 【「乗物又は機械類の運転操作をしないこと」とされる理由は二通り】 この記載がなされる成分は、理由で二つに分かれます。 眠気等を生じるもの  抗ヒスタミン成分(ジフェンヒドラミン塩酸塩、クロルフェニラミン  マレイン酸塩等)、コデインリン酸塩水和物、ジヒドロコデイン  リン酸塩、ブロモバレリル尿素、アリルイソプロピルアセチル尿素、抗コリン成分(スコポラミン臭化水素酸塩水和物等)、かぜ薬・鎮咳去痰薬(配合成分による)等 目のかすみ、異常なまぶしさを生じることがあるもの
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 ピレンゼピン塩酸塩水和物、抗コリン成分、ロートエキス等 【(a)スコポラミン臭化水素酸塩水和物 ―― 該当する】 乗物酔い防止薬に配合される抗コリン成分です。眠気や目のかすみ、異常なまぶしさを生じることがあるため、該当します。 乗物酔い防止薬そのものが「服用後、乗物又は機械類の運転操作をしないこと」とされている点も、あわせて覚えてください。 【(b)ピレンゼピン塩酸塩水和物 ―― 該当する】 胃腸薬に配合される成分で、消化管の運動にほとんど影響を与えずに胃液の分泌を抑える働きがあります。 ただし抗コリン作用を持つため、目のかすみ、異常なまぶしさを生じることがあり、該当します。 【(c)タンニン酸アルブミン ―― 該当しない】 止瀉成分で、収斂作用により腸粘膜を保護します。運転操作の制限はありません。 この成分で問われるのは、乳製カゼインを由来としているため、牛乳にアレルギーがある人では使用を避けるという点です。 【(d)テオフィリン ―― 該当しない】 気管支拡張成分(キサンチン系)です。運転操作の制限はありません。 この成分で問われるのは、「てんかんの診断を受けた人」「甲状腺機能亢進症の診断を受けた人」は相談することという点です。中枢神経系を興奮させる作用があるため、眠くなるどころか反対の働きをします。

出典:登録販売者試験 令和7年度(愛知県 公表問題)出典元ページ

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