ヒト免疫不全ウイルス(HIV)訴訟及びC型肝炎訴訟に関する記述のうち、誤っているものはどれか。…
医薬品に共通する特性と基本的な知識 第19問
ヒト免疫不全ウイルス(HIV)訴訟及びC型肝炎訴訟に関する記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)HIV訴訟は、血友病患者が、HIVが混入した原料血漿から製造された血液凝固因子製剤の投与を受けたことにより、HIVに感染したことに対する損害賠償訴訟である。
- (2)HIV訴訟等を踏まえ、緊急に必要とされる医薬品を迅速に供給するための「緊急輸入」制度が創設された。
- (3)C型肝炎訴訟は、大量出血などの際に特定のグロブリン製剤や血液凝固第Ⅸ因子製剤の投与を受けたことにより、C型肝炎ウイルスに感染したことに対する損害賠償訴訟である。
- (4)「薬害再発防止のための医薬品行政等の見直しについて(最終提言)」(平成22年4月28日薬害肝炎事件の検証及び再発防止のための医薬品行政のあり方検討委員会)を受け、医師、薬剤師、法律家、薬害被害者などの委員により構成される医薬品等行政評価・監視委員会が設置された。
正答 (3)
正答は (3)。これが誤りです。
C型肝炎訴訟は、出産や手術での大量出血などの際に、特定の「フィブリノゲン製剤」や血液凝固第Ⅸ因子製剤の投与を受けたことにより、C型肝炎ウイルスに感染したことに対する損害賠償訴訟です。「グロブリン製剤」ではありません。
2008年1月には、議員立法により、特定フィブリノゲン製剤及び特定血液凝固第Ⅸ因子製剤によるC型肝炎感染被害者を救済するための給付金の支給に関する特別措置法が制定・施行されました。
【ほかの選択肢】
(1) 正しい。HIV訴訟は、血友病患者が、HIVが混入した原料血漿から製造された血液凝固因子製剤の投与を受けたことにより、HIVに感染したことに対する損害賠償訴訟です。
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(2) 正しい。HIV訴訟等を踏まえ、1996年の改正薬事法で、緊急に必要とされる医薬品を迅速に供給するための「緊急輸入」制度が創設されました。製薬企業に対する感染症報告の義務づけも、この改正に含まれます。
(4) 正しい。「薬害再発防止のための医薬品行政等の見直しについて(最終提言)」(平成22年4月)を受け、医師、薬剤師、法律家、薬害被害者などの委員により構成される医薬品等行政評価・監視委員会が設置されました。
【製剤名の組み合わせ】
HIV訴訟 …… 血液凝固因子製剤
CJD訴訟 …… ヒト乾燥硬膜
C型肝炎訴訟 …… フィブリノゲン製剤、血液凝固第Ⅸ因子製剤
出典:登録販売者試験 令和7年度(愛知県 公表問題)出典元ページ
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