次の記述は、外国為替及び外国貿易法第52条に規定する経済産業大臣の輸入の承認に関するものであるが、その記述の正しいものは…

関税法等 関税法等 第14問

次の記述は、外国為替及び外国貿易法第52条に規定する経済産業大臣の輸入の承認に関するものであるが、その記述の正しいものはどれか。すべてを選び、その番号をマークしなさい。

正答 (3)(4)
正答は、(3)、(4) の二つです。 【各選択肢の検討】 (1) 誤りです。絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約の附属書に掲げる種に属する動植物等は、輸入貿易管理令に基づき経済産業大臣の輸入の承認を受けるべきものとして公表されています。輸出国の管理当局が発給した書類を税関に提出したからといって、輸入の承認が不要になるわけではありません。条約上の許可書と、我が国の輸入承認とは別の手続です。 (2) 誤りです。輸入貿易管理令第4条第3項は、委託加工貿易契約による加工原材料の輸出について輸出貿易管理令第2条第1項第2号の規定による承認を受けた者が、その承認を受けたところに従って輸出した貨物を加工原材料として加工された貨物を輸入する場合には、輸入の承認を要しないと定めています。ただし、この規定に「承認を受けた日から2年以内」という期間の限定は置かれていません。存在しない期間の要件を付け加える作りです。
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(3) 正しい記述です。輸入割当証明書は、その交付の日から4月(経済産業大臣がこれと異なる期間を定めたときはその期間)以内に、当該交付に係る貨物について輸入承認申請書の提出または所定の入力がされないときは、経済産業大臣が特に必要があると認めてその期間を延長したときを除き、その効力を失うこととされています。割り当てた枠が使われないまま長く抱え込まれることを防ぐための仕組みです。 (4) 正しい記述です。輸入貿易管理令第14条第3号は、貨物を仮に陸揚げしようとするときには第4条および第9条の規定を適用しないと定めています。仮陸揚げは本邦に引き取る行為ではないため、輸入の承認は要りません。 (5) 誤りです。政府機関が経済産業大臣の定める貨物の輸入を行う場合について輸入貿易管理令の規定が適用されないとしても、経済産業大臣以外の政府機関は、その輸入について、あらかじめ経済産業大臣に協議しなければならないこととされています。規制の適用が外れることと、事前の調整が不要になることとは別の問題です。 【数字の整理】  輸入割当証明書の有効期間  交付の日から4月  輸入承認の有効期間     承認をした日から6月 どちらも延長の余地がある点は共通ですが、期間が異なります。4月と6月を入れ替えた肢が作られやすいので、対にして覚えてください。

出典:第58回 通関士試験 関税法等 第14問(財務省 税関 公表)出典元ページ

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