次の記述は、輸入通関に関するものであるが、その記述の正しいものはどれか。一つを選び、その番号をマークしなさい。なお、正し…

関税法等 関税法等 第19問

次の記述は、輸入通関に関するものであるが、その記述の正しいものはどれか。一つを選び、その番号をマークしなさい。なお、正しい記述がない場合には、「0」をマークしなさい。

正答 (4)
正答は (4)。 【各選択肢の検討】 (1) 誤りです。関税法第2条の3は、災害その他やむを得ない理由により期限までに行為をすることができないと認めるときは、「当該災害等のやんだ日から二月以内に限り」期限を延長することができると定めています。3月ではありません。財務大臣が地域および期日を指定して行う延長も、この2月という枠の中で行われます。 (2) 誤りです。特例輸入者の承認は、電子情報処理組織を使用して特例申告を行うことができる能力を有することを前提としています。その能力を有しないこととなった場合には、税関長はその承認を取り消すことができます。「取り消すことができない」とする点が誤りです。
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(3) 誤りです。関税法第67条の2第4項は、同条第3項各号に該当する場合における輸入申告は、当該貨物に係る第15条第1項もしくは第9項の規定による積荷に関する事項が税関に報告され、または所定の書面が税関に提出された「後」にするものとすると定めています。報告の前に行わなければならないのではなく、報告の後でなければ行えません。申告の内容と実際に積まれている貨物とを突き合わせる必要があるためです。 (4) 正しい記述です。輸入の許可前における貨物の引取りの承認は、課税価格の決定などに時間を要する場合に貨物の引取りを認めるものですが、申告者側において輸入貨物である原料の在庫がなく工場の操業等に支障を来すため特に引取りを急ぐ理由があると認められるときも、承認を受けることができる場合に該当する取扱いとされています。 (5) 誤りです。関税法第94条第1項を受けた関税法施行令第83条第6項は、関税関係帳簿については輸入許可貨物の輸入の許可の日の翌日から「7年間」、関税関係書類については5年間保存しなければならないと定めています。帳簿の保存期間は5年間ではありません。なお、輸出者については同条第8項により、帳簿および書類のいずれも輸出の許可の日の翌日から5年間です。 【保存期間の整理】  輸入者の関税関係帳簿  輸入の許可の日の翌日から7年間  輸入者の関税関係書類  輸入の許可の日の翌日から5年間  輸出者の帳簿および書類 輸出の許可の日の翌日から5年間  通関業者の帳簿および書類 閉鎖の日または作成の日後3年間 7年、5年、3年という三つの数字が、誰のどの記録かによって使い分けられています。表にして覚えるのが確実です。

出典:第58回 通関士試験 関税法等 第19問(財務省 税関 公表)出典元ページ

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