次の記述は、関税の軽減、免除又は払戻しに関するものであるが、その記述の正しいものはどれか。一つを選び、その番号をマークし…

関税法等 関税法等 第22問

次の記述は、関税の軽減、免除又は払戻しに関するものであるが、その記述の正しいものはどれか。一つを選び、その番号をマークしなさい。なお、正しい記述がない場合には、「0」をマークしなさい。

正答 (2)
正答は (2)。 【各選択肢の検討】 (1) 誤りです。関税定率法第11条は、加工または修繕のため本邦から輸出され、その輸出の許可の日から1年以内に輸入される貨物について関税を軽減できると定め、括弧書きで「加工のためのものについては、本邦においてその加工をすることが困難であると認められるものに限る」としています。本肢は期間を2年とし、かつ加工の困難性の要件を外している点で二重に誤っています。 (2) 正しい記述です。関税定率法第14条第3号の3は、国際博覧会に関する条約の適用を受けて開催される国際博覧会への参加国が発行した公式のカタログ、パンフレット、ポスターその他これらに類するもので輸入されるものを、無条件免税の対象として掲げています。無条件免税ですから、輸入後の用途による制限はありません。
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(3) 誤りです。関税定率法第14条第18号は、課税価格の合計額が1万円以下の物品を無条件免税の対象としていますが、政令で定める物品を除いています。除かれるものには革製品や編物の衣類など一定の品目があり、「すべての物品」について免除されるわけではありません。 (4) 誤りです。関税定率法第14条の3第1項が対象としているのは、本邦から出漁した「本邦の船舶」によって外国で採捕された水産物等です。外国の船舶によって採捕されたものは対象になりません。本邦の漁業を支援するための規定ですから、船舶の国籍が要件になっています。 (5) 誤りです。関税定率法第20条第1項は、違約品等について、その輸入の許可の日から「6月」以内に保税地域に入れられたものである場合に限り関税を払い戻すことができると定めています。3月ではありません。なお、やむを得ない理由があり税関長の承認を受けたときは、6月を超え1年以内において税関長が指定する期間となります。 【減免税の期間をまとめる】  加工・修繕のための輸出  輸出の許可の日から1年以内に輸入  違約品等の再輸出     輸入の許可の日から6月以内に保税地域へ搬入  再輸出免税        輸入の許可の日から1年以内(税関長が指定する期間)に輸出  特定用途免税の用途の拘束 輸入の許可の日から2年 それぞれ起算点が輸出の許可なのか輸入の許可なのかも異なります。期間と起算点の両方を意識して覚えてください。

出典:第58回 通関士試験 関税法等 第22問(財務省 税関 公表)出典元ページ

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