次の記述は、保税蔵置場に関するものであるが、その記述の正しいものはどれか。すべてを選び、その番号をマークしなさい。…

関税法等 関税法等 第12問

次の記述は、保税蔵置場に関するものであるが、その記述の正しいものはどれか。すべてを選び、その番号をマークしなさい。

正答 (3)(5)
正答は、(3)、(5) の二つです。 【蔵置期間は2年】 保税蔵置場に外国貨物を置くことができる期間は、最初にその保税蔵置場に置くことが承認された日から2年です(関税法第43条の2第1項)。税関長は、特別の事由があると認めるときは、申請により1年以内の期間を指定して延長することができます(同条第2項)。 6年という数字は出てきません。なお、許可の期間(保税蔵置場そのものの許可の期間)と、貨物を置いておける期間は別のものですから、混同しないようにします。 【各選択肢の検討】 (1) 誤りです。上記のとおり期間は2年であって、6年ではありません。延長ができるという後半は正しいので、数字だけを差し替えた作りになっています。
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(2) 誤りです。保税蔵置場において貨物を管理する者の記帳義務は、第32条の許可を受けて見本として一時持ち出した外国貨物についても及びます。見本の一時持出しは、貨物が保税蔵置場から出ていく動きですから、記録が必要な事項の典型です。むしろ、こうした出入りを追えるようにすることが帳簿の目的です。 (3) 正しい記述です。関税法第48条第1項は、保税蔵置場の許可を受けた者が、その保税蔵置場の業務について関税法の規定に違反したときは、税関長は期間を指定して外国貨物を入れることを停止させ、または許可を取り消すことができると定めています。いきなり許可の取消しに進むのではなく、搬入停止という段階が置かれているのが特徴です。 (4) 誤りです。保税蔵置場に置かれている外国貨物を、注文の取集めのために閲覧に供することは、「見本の展示、簡単な加工その他これらに類する行為」に当たるとされています。保税蔵置場は外国貨物を置いて販売の機会をうかがう場でもありますから、買い手に見せる行為が締め出されては制度が成り立ちません。 (5) 正しい記述です。関税法第43条は、保税蔵置場の許可をしないことができる場合を列挙しており、その中に、許可を受けようとする者が保税蔵置場の業務を遂行するのに十分な能力を有しないと認められる場合が含まれています。 【保税蔵置場をめぐる主な期間】 貨物を置ける期間     承認の日から2年(1年以内の延長が可能) 許可の期間        10年以内(更新ができる) 帳簿の保存        2年間 【関税法第43条の不許可事由(主なもの)】 許可を受けようとする者が、関税法の規定に違反して刑に処せられ、  その執行を終わった日から3年を経過していない者であるとき 暴力団員等であるとき その業務を遂行するのに十分な能力を有しないと認められるとき その資力が薄弱であるため、関税の徴収を確保することが困難であるとき その場所の位置又は設備が保税蔵置場として不適当であると認められるとき

出典:第59回 通関士試験 関税法等 第12問(財務省 税関 公表)出典元ページ

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