次の記述は、特例輸入者及び特定輸出者に関するものであるが、その記述の誤っているものはどれか。一つを選び、その番号をマーク…

関税法等 関税法等 第20問

次の記述は、特例輸入者及び特定輸出者に関するものであるが、その記述の誤っているものはどれか。一つを選び、その番号をマークしなさい。なお、誤っている記述がない場合には、「0」をマークしなさい。

正答 (3)
正答は (3)。これが誤りです。 【指定地外検査は「許可」】 税関長が指定した場所以外の場所で輸出入の検査を受けようとするときは、税関長の許可を受けなければなりません。届け出れば足りるというものではありません。これは特例輸入者や特定輸出者であっても変わりません。 検査の場所を税関の目の届くところに集めておくことが取締りの前提ですから、そこから外れるには個別の判断が要ります。許可を受ける者からは、必要に応じて手数料も徴収されます。 【各選択肢の検討】 (1) 正しい記述です。特例輸入者に係る期限内特例申告書に記載された関税額について納付すべき期限を延長する場合、税関長は、関税の保全のために必要があると認めるときは、その関税額の全部または一部に相当する額の担保の提供を命ずることができます。納付を先送りする以上、その間の取りはぐれに備える必要があるためです。
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(2) 正しい記述です。特定輸出者がその輸出の業務を譲り渡した場合において、あらかじめ承認をした税関長の承認を受けたときは、譲り受けた者が特定輸出者の地位を承継することができます。あらかじめ税関長の承認を受けることが条件である点が要です。 (3) 誤りです。上記のとおり、指定された場所以外の場所での検査には税関長の許可が必要です。 (4) 正しい記述です。特定輸出者であっても、輸出貿易管理令別表第1の1の項の中欄に掲げる火薬類などについては、特定輸出申告の対象から除かれており、その貨物を入れる保税地域等の所在地を所轄する税関長に対して申告しなければなりません。電子情報処理組織を使用するかどうかにかかわらず、この点は変わりません。武器等については、貨物の現物を管轄する税関が見届けるという原則が保たれています。 (5) 正しい記述です。特例申告を行う場合において、貨物の輸入の時から関税等の納付すべき期限が延長されるまでの間の保全のため、税関長は金額及び期間を指定して担保の提供を命ずることができます。特例申告は、貨物を先に引き取り、納税を後で行う仕組みですから、その間の空白を担保で埋めます。 【許可・承認・届出の使い分け】 許可  指定地外検査、保税地域の設置、見本の一時持出し 承認  保税運送、難破貨物の運送、蔵入・移入、       輸入の許可前における貨物の引取り 届出  特定輸出者が特例の適用を受ける必要がなくなったとき この三つの言葉を入れ替えるのが、通関士試験で最も多い崩し方です。

出典:第59回 通関士試験 関税法等 第20問(財務省 税関 公表)出典元ページ

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