次の記述は、関税法に規定する輸入してはならない貨物に関するものであるが、その記述の誤っているものはどれか。一つを選び、そ…

関税法等 関税法等 第28問

次の記述は、関税法に規定する輸入してはならない貨物に関するものであるが、その記述の誤っているものはどれか。一つを選び、その番号をマークしなさい。なお、誤っている記述がない場合には、「0」をマークしなさい。

正答 (2)
正答は (2)。これが誤りです。 【児童ポルノは積戻しができない】 風俗を害すべき物品については、通知を受けた者が自発的に積戻しを行うことができます。しかし児童ポルノについては、自発的な積戻しは認められていません。 積戻しは、貨物を外国へ送り返すことです。風俗を害すべき物品であれば、送り返してしまえば本邦の秩序は保たれます。しかし児童ポルノは、その存在そのものが子どもの権利を侵害するものですから、外国へ送り返せば済むという扱いはできません。記述は二つを同じ枠に入れており、その点が誤りです。
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【各選択肢の検討】 (1) 正しい記述です。拳銃は輸入してはならない貨物に該当します。ただし、他の法令の規定により輸入することができることとされている者が、その法令の定めるところにより輸入するものは除かれます。 (2) 誤りです。上記のとおり、児童ポルノについて自発的な積戻しを行うことはできません。 (3) 正しい記述です。税関長は、輸入されようとする貨物のうちに実用新案権を侵害する物品に該当する貨物があると思料するときは、認定手続を執らなければなりません。知的財産権のうち、輸入の場面で認定手続の対象となるものは幅が広く、実用新案権も含まれます。 (4) 正しい記述です。認定手続を執る場合には、その貨物に係る意匠権者と輸入しようとする者の双方に対し、認定手続を執る旨を通知しなければなりません。片方だけに知らせて手続を進めることはできません。 (5) 正しい記述です。輸入差止申立てに係る貨物についての認定手続において、輸入しようとする者が該当するか否かを争う場合には、認定手続開始通知を受けた日から起算して10日(行政機関の休日の日数は算入しません)を経過する日までに、その旨を記載した書面を税関長に提出しなければなりません。 【輸入してはならない貨物と輸出してはならない貨物】 どちらにも入るもの   麻薬、向精神薬、大麻、あへん、覚醒剤   児童ポルノ   特許権、実用新案権、意匠権、商標権、著作権、著作隣接権、    育成者権を侵害する物品   不正競争防止法に掲げる行為を組成する物品 輸入だけに入るもの   けん銃等、爆発物、火薬類   公安又は風俗を害すべき書籍等   貨幣、紙幣、有価証券の偽造品等   回路配置利用権を侵害する物品 回路配置利用権は輸入だけ、という点が繰り返し問われます。

出典:第59回 通関士試験 関税法等 第28問(財務省 税関 公表)出典元ページ

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