ある疾患の発症予防薬Aの評価を行うため臨床試験の文献を収集したところ、下記の情報を得た。この試験に関する記述のうち、正し…

薬学理論問題(病態) 第194問

ある疾患の発症予防薬Aの評価を行うため臨床試験の文献を収集したところ、下記の情報を得た。この試験に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。(臨床成績)発症リスクを有する被験者1,000 名を無作為にプラセボ投与群又はA投与群に割り付け、2 年間追跡した。その結果、発症の有無を比較したデータ(下表)が得られ、Aが発症予防に有効であることが示された(P < 0.01)。

薬剤師 2021年(令和3年) 第194問の表
正答 (3)(4)
正答は (3)と(4)。発症率はプラセボ群6%、A 群2%なので、絶対リスク減少は4%、治療必要数は1÷0.04=25人です。 A 群の発症率=10÷500=0.02(2%) プラセボ群の発症率=30÷500=0.06(6%) 絶対リスク減少(ARR)=6%-2%=4% 治療必要数(NNT)=1÷0.04=25人 相対リスク減少(RRR)=4%÷6%≒67% 【ほかの選択肢】 (1) 無作為割り付けは、背景因子の偏り(交絡)をなくすために行う。プラセボ効果の影響は、プラセボを対照にし、盲検化することで除く 誤り
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(2) 研究者が介入(薬の投与)を割り付けているので、介入研究(無作為化比較試験)。観察研究ではない 誤り (5) 相対リスク減少は約67%。20%ではない 誤り

出典:第106回 薬剤師国家試験 問194(厚生労働省 公表)出典元ページ

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