ギラン・バレー症候群に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。…
薬学理論問題(病態) 第185問
ギラン・バレー症候群に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
- (1)上気道感染症や消化器感染症の後に発症することが多い。
- (2)主に中枢神経の軸索や髄鞘が障害される。
- (3)原因病原体として最も多いのは真菌である。
- (4)下肢から上行する左右対称性の弛緩性運動麻痺がみられる。
- (5)副腎皮質ステロイド薬の単独療法により寛解が得られる。
正答 (1)(4)
正答は (1)と(4)。ギラン・バレー症候群は感染症の後に起こることが多く、下肢から上へ進む左右対称の弛緩性運動麻痺が特徴です。
先行する感染(かぜ症状や下痢)の病原体に対する抗体が、末梢神経の成分にも反応して起こる自己免疫性の多発神経炎と考えられています。重い例では呼吸筋の麻痺が起こり、人工呼吸が必要になることがあります。
【ほかの選択肢】
(2) 障害されるのは末梢神経の髄鞘や軸索。中枢神経ではない 誤り
(3) 先行感染の病原体として多いのはカンピロバクター・ジェジュニ(細菌)やサイトメガロウイルスなど。真菌ではない 誤り
(5) 治療は免疫グロブリン大量静注療法や血漿浄化療法。ステロイドの単独療法は効果が認められていない 誤り
出典:第107回 薬剤師国家試験 問185(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
「薬学理論問題(病態)」のほかの問題
- 2024年(令和6年) 第185問薬剤服用後に発症する偽膜性大腸炎に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
- 2025年(令和7年) 第162問50 歳男性。営業職で飲酒の機会が多く、5 年間で体重は8 kg 増加した。健診にて4
- 2025年(令和7年) 第194問疾患Xの有無を調べる検査Aの感度は95%、特異度は90%である。疾患Xの有病率が10%の
- 2026年(令和8年) 第191問20 歳女性。3 ケ月前から動悸、発汗、手の振戦及び4 kg の体重減少を認めた。近医を
- 2021年(令和3年) 第188問高尿酸血症及び痛風の病態と治療に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
- 2023年(令和5年) 第185問冠攣縮性狭心症の病態と治療に関する記述として、正しいのはどれか。1つ選べ。
スポンサーリンク

