78 歳男性。肺がん末期のため、在宅で緩和ケアを受けている。痛みに対して以下の薬剤が処方されていた。本日、薬剤師が患者宅…

薬学実践問題(実務) 第212問

78 歳男性。肺がん末期のため、在宅で緩和ケアを受けている。痛みに対して以下の薬剤が処方されていた。本日、薬剤師が患者宅を訪問したところ、痛みの評価は、NRS(数値スケール)で6 となり、痛みが増強してきた。そこで、薬剤師が医師に痛みの三段階除痛ラダーに基づき、オピオイド鎮痛薬の追加を提案することにした。(処方)アセトアミノフェン錠500 mg 1 回2 錠(1 日8 錠)1 日4 回 朝昼夕食後・就寝前 14 日分この患者にこの段階で追加する薬物として適切なのはどれか。2つ選べ。

薬剤師 2021年(令和3年) 第212問の選択肢の図
正答 (1)(3)
正答は (1)と(3)。NRS 6の中等度の痛みで、非オピオイドのアセトアミノフェンに加えるのは第2段階の弱オピオイドのコデインとトラマドールです。 WHO の三段階除痛ラダーでは、第1段階が非オピオイド鎮痛薬、第2段階で弱オピオイド(コデイン、トラマドール)を加え、第3段階で強オピオイド(モルヒネ、オキシコドン、フェンタニルなど)を使います。1 はコデインリン酸塩水和物、3 はトラマドール塩酸塩です。 【ほかの選択肢】 (2) セレコキシブ(COX-2 選択的阻害薬)。非オピオイド鎮痛薬 誤り
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(4) インドメタシン(NSAIDs)。非オピオイド鎮痛薬 誤り (5) アミトリプチリン(三環系抗うつ薬)。神経障害性疼痛に鎮痛補助薬として使うことがあるが、オピオイドではない 誤り

出典:第106回 薬剤師国家試験 問212(厚生労働省 公表)出典元ページ

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