天然物由来成分の化学構造を基に開発された、血液凝固抑制作用を有するクマリン誘導体はどれか。1つ選べ。…
薬学理論問題(化学) 第109問
天然物由来成分の化学構造を基に開発された、血液凝固抑制作用を有するクマリン誘導体はどれか。1つ選べ。
正答 (4)
正答は (4)。ワルファリンカリウムは、腐ったスイートクローバーに含まれるジクマロールをもとに開発された4-ヒドロキシクマリン誘導体で、ビタミン K の働きを妨げて凝固を抑えます。
構造式では、ベンゼン環とラクトン環が縮合したクマリン骨格の4位に OK(カリウム塩)があり、3位に置換基があります。ビタミン K エポキシド還元酵素を阻害し、凝固因子Ⅱ・Ⅶ・Ⅸ・Ⅹが働ける形になるのを妨げます。
【ほかの選択肢】
(1) メトキサレン フラノクマリン(ソラレン)の誘導体で、尋常性白斑の光線療法に用いる 誤り
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(2) トラニラスト 抗アレルギー薬で、クマリン誘導体ではない 誤り
(3) イプリフラボン イソフラボン誘導体で、骨粗しょう症に用いる 誤り
(5) クロモグリク酸ナトリウム クロモン骨格の抗アレルギー薬(ケリンが由来) 誤り
出典:第107回 薬剤師国家試験 問109(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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