早期の大腸がんは症状がないことが多く、便潜血検査が早期発見に有効であることが知られている。以下の表は、免疫学的便潜血検査…

薬学実践問題(衛生) 第227問

早期の大腸がんは症状がないことが多く、便潜血検査が早期発見に有効であることが知られている。以下の表は、免疫学的便潜血検査による大腸がんのスクリーニング結果を示したものである。大腸がん あり なし 合計(人)検査で陽性(人) 32 761 793検査で陰性(人) 8 8669 8677合計(人) 40 9430 9470図は、大腸がんの多段階発がんの過程を示したものである。A及びBに該当するがん抑制遺伝子の組合せとして、正しいのはどれか。1つ選べ。

薬剤師 2022年(令和4年) 第227問の表
正答 (5)
正答は (5)。大腸がんの多段階発がんでは、最初に APC の変異とヘテロ接合性の消失が起こり、浸潤がんへ進む段階で DCC などの変異が加わります。 図の流れは、APC の不活化 → KRAS の活性化 → p53 の変異 → DCC などの変異で、がん抑制遺伝子と、がん遺伝子(KRAS)の変化が積み重なってがんになるというモデルです。 【ほかの選択肢】 (1) BRCA1 は遺伝性乳がん・卵巣がん、WT1 はウィルムス腫瘍に関わるがん抑制遺伝子 誤り (2) BRCA1 は大腸がんの多段階発がんの初期の変異ではない 誤り
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(3) MYC はがん遺伝子。MLH1 はミスマッチ修復遺伝子で、リンチ症候群に関わる 誤り (4) A は APC で正しいが、B は PTEN ではなく DCC 誤り

出典:第107回 薬剤師国家試験 問227(厚生労働省 公表)出典元ページ

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