62 歳男性。パーキンソン病にて治療をしていたところ、症状が進行し嚥下が困難になったので、経管投与が開始となった。この患…

薬学実践問題(実務) 第320問

62 歳男性。パーキンソン病にて治療をしていたところ、症状が進行し嚥下が困難になったので、経管投与が開始となった。この患者の妻が薬局に以下の処方箋を持参した。処方箋を受け取った薬剤師は、医師に簡易懸濁法で投与することを提案したところ受け入れられた。薬剤師は、妻に簡易懸濁法による投与方法について指導することにした。なお、今回の処方薬はすべて簡易懸濁法により投与可能である。(処方1 )ビペリデン塩酸塩錠1 mg 1 回1 錠(1 日2 錠)1 日2 回 朝夕食後  14 日分(処方2 )レボドパ・ベンセラジド塩酸塩錠 1 回1 錠(1 日3 錠)1 日3 回 朝昼夕食後 14 日分(処方3 )ランソプラゾールカプセル15 mg 1 回1 カプセル(1 日1 カプセル)1 日1 回 朝食後   14 日分この患者の妻に対する薬剤師の指導の内容として、最も適切なのはどれか。1つ選べ。

正答 (1)
正答は (1)。簡易懸濁法では、同じ時刻に飲む薬はまとめて約 55 ℃のお湯で崩壊・懸濁させて投与できます。 簡易懸濁法は、錠剤を砕いたりカプセルを開けたりせず、そのまま約 55 ℃のお湯に入れて10分ほど置き、崩壊・懸濁させてから経管で投与する方法です。朝は処方1〜3、夕は処方1・2 をそれぞれまとめて懸濁します。 【ほかの選択肢】 (2) カプセルは外さず、そのままお湯に入れるとカプセルが溶ける 誤り (3) 粉砕しないで懸濁させるのが簡易懸濁法の特徴 誤り (4) お湯は約 55 ℃を使う。熱すぎると薬が変化するおそれがある 誤り (5) 溶けるのを待つのではなく、崩壊・懸濁した状態で投与する 誤り

出典:第107回 薬剤師国家試験 問320(厚生労働省 公表)出典元ページ

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